赤ちゃんの歯に気をつける
一般的に、乳歯は生後6ヶ月程度で前歯から生えてきて、奥歯へ向かって順番に生えていきます。おおよそ2年程度ですべて生え揃う場合がほとんどです。
もちろん、乳歯は抜けてしまう歯ですが、その後の永久歯の歯並びに大きな影響を与えますので、気をつけなければいけません。
では、いったいどんなところに気をつければ良いのでしょうか?
例えば、次のような時は歯科医に相談した方が良いでしょう。
・歯が生えてこない
上述の通り、生後半年程度で生え始めることが多いですが、個人差も大きいので、1年程度までは生えてこなくても異常ではありません。しかし、1年3ヶ月以上経っても生えてこない場合は、何らかの問題があるかもしれませんので、歯科医師に相談しすることをおすすめします。
・生える順番がずれている
前述の通り、乳歯は前歯から奥歯へ向かって順番に生えます。もちろん、個人差はありますので、多少ずれても問題ありませんが、あまりにもバラバラに生えていると、その後の歯並びに影響が出てきますので、1度歯科医に相談しましょう。
・歯の形がおかしい
生えてきた歯が隣同士くっついてしまっていることがあります。そのほかにも形がおかしいなどの違和感を覚える場合もありますが、乳歯の間は気にする必要はありません。しかし、生え変わる時期に問題になる場合もありますので、その頃に1度歯科医に相談しておきましょう。
・歯の色がおかしい
本来の乳歯は乳白色をしていますが、黄色や茶色い歯が生えてきている場合は、歯を守るエナメル質に異常がある可能性があります。エナメル質は歯を守る大切な部分で、この形成が不完全だと虫歯になりやすい柔らかい歯になっています。そのため、歯の色に違和感を覚えたら、必ず歯科医に相談してください。
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