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2017年1月24日

新しい矯正治療の方法で、「インビザライン」という治療法があるとネット等で認知されて来ておりますのでので、その特徴や問題点に付いてお話ししたいと思います。

インビザラインとは、ワイヤーとブラケットを使用しないで、マウスピースによって歯並びを矯正する方法です。歯型に合わせて作ったアライナーという透明のマウスピースを、自宅などで、自分で正しい順序で付け外していき、矯正していくという方法です。

見た目の良さが売り物のインビザラインという治療法ですが、デメリットは、患者さん自身が簡単に着脱できるため効果が不安定に成り易く、そもそも歯を正確に移動するにはとても不向きな装置なので、まともな仕上がりが期待しにくいという事です。

ブラケットを歯に付けると矯正中の見た目が悪くなったり、違和感が強い場合が多いので、矯正を迷う患者さんもいらっしゃいますので、そのような方には魅力的に感じるかもしれませんが治療を受けられる前にその治療法の欠点や限界を良く把握しておくことが大切です。

当院の場合は、矯正能力が低いインビザラインは、治療効果の点で、大きな疑問符が残るので取り入れていません。

当院では、インビザラインは行っていませんが、ブラケットを金属ではなく白い色のものを使う方法を取り入れており、通常のブラケット矯正でも、なるべく見た目を良くする方法で治療を行う事ができます。

矯正治療を希望する際には、見た目だけで無く、「きちんと治療効果がある事」に重点を置く事が大切です!

当院では、矯正治療を行っております。矯正装置の見た目などで、ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.imamura-ortho.net/0515orthodontics/


2017年1月18日

近年、歯科治療では、「なるべく歯を抜かない」のが基本となっています。抜歯せざるを得ないような重度の虫歯や歯周病は除きます。

歯は抜いてしまったら、元に戻る事はありませんので、なるべく残し大切に使っていきたいものです。

しかし、矯正治療では、治療上抜歯が必要なケースが存在します。

できれば、抜歯をせずに治療を行いたいと思う事もあるでしょうが、矯正の場合には、抜歯をしない事によって、矯正がスムーズに上手くいかない事や、せっかく矯正しても後戻りしてしまう事があります。

抜歯が必要なケースには次のようなものがあります。

・ 歯に対して明らかに顎のスペースが足りていない
例えば、叢生(そうせい)といって、歯がまっすぐに並ばずガタガタとしている場合や、八重歯になっている場合は、歯の大きさと数に対して、明らかに顎のスペースが足りていません。そうなると、きれいに一直線上に並びきる事は難しいですし、無理矢理並ばせても、後戻りしやすかったり、歯列全体が並びきらず外側に出てしまい、口元が出た猿のような顔になってしまう事があります。

・親知らず
親知らずが残っている場合は、積極的に抜歯をします。一番奥に位置している親知らずは、たとえ埋まったままの状態であっても、長い時間をかけて歯を押す事があります。そうなると、せっかくきれいに並んだ歯並びも、再びガタガタになってしまう可能性があるので、早めに抜歯をするのが良いでしょう。

できるだけ歯を抜きたくない!と考える人が多いため、矯正治療であっても歯を抜く事に抵抗がある人も多いでしょう。
歯を抜かずに矯正を行う事が、デメリットになる場合があります。抜歯は、納得がいくまで相談した上で、行いたいと思いますが、「矯正治療では抜歯した方が良い場合も多い」という事を頭に入れておいていただければと思います。

当院では、矯正治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.imamura-ortho.net/


2017年1月10日

矯正治療中に注意して欲しい事のひとつに"虫歯予防"があげられます。

矯正中は、矯正装置を装着する関係で、お口の中に汚れが溜まりやすくなるため、虫歯になりやすくなります。また、矯正装置がついていると、磨きにくく、歯磨きを丁寧にしているつもりでも、磨き残しを作ってしまう事があります。

矯正治療中に、虫歯ができてしまうと、虫歯治療のために、矯正治療を一旦中断しなくてはならない事があります。そのような事になると、せっかく矯正治療で、動いた歯が元に戻ってしまう事も多く、今までの治療が無駄になってしまう事もあります。

矯正治療を、決められた期間の中で、きちっと終わらせるためにも、矯正治療中の虫歯予防は、とても大切です。

普段から、虫歯予防を行っていってもらいたいと考えていますが、矯正治療中は、特に気をつけていただきたいと思っています。

もちろん矯正装置を取り付ける際は、余計な隙間や段差ができないように注意しますが、装置が無い歯と比べると、汚れが溜まりやすい状態になります。
来院していただいた時には、周囲の汚れを除去するようにしていきますが、それだけでは足りません。毎日のブラッシングが重要です。毎日のブラッシングは時間をかけて丁寧に行うようにしましょう。細かな隙間には、ワンタフトブラシや歯間ブラシを使用するようにしてください。

※ ワンタフトブラシとは、1束の筆のようになっている細いブラシで、矯正器具の周囲など細かい箇所の汚れを取るのに効果的です。

矯正治療と合わせて虫歯予防を行い、きれいな歯並びを手に入れましょう!

当院では、矯正治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.imamura-ortho.net/


2017年1月 4日

当院は矯正専門のクリニックで、院長は矯正専門医です。
今までに矯正歯科での治療経験しかないため、残念なことに虫歯治療などは行うことができません。


最近では一般歯科でも、矯正治療を行えるところが増えてきました。
これは矯正装置の簡易化や、コンピューターでの設計などの技術が進み、一般の歯科医師であっても取り扱うことのできる矯正装置が増えてきたからでしょう。


しかし、一般の歯科医院での先生は、一体どのくらいの矯正治療の経験があるのでしょうか?虫歯治療は一日に何人もこなしているでしょう。しかし矯正は?


私は、歯列矯正を今までに3000人以上の患者さまにさせていただきました。これは矯正専門医だからこそできた数です。とても一般診療の合間に行うことはできません。


矯正治療は非常に奥の深い、歯科の中でも特に専門性の高い分野であると考えています。
私は、虫歯治療などは出来ないかわりに、矯正の分野ではどんな症例にも対応できるような経験を長年にわたり積んできたと思っています。


もちろん一般歯科で矯正をされるメリットもあるでしょう。(虫歯治療が同時に出来るなど)ですが、もし矯正治療を真剣に考えておられる方は、一度矯正専門医でもご相談を受けていただけると良いと思います。
矯正専門医は歯科矯正に特化したエキスパートです。
当院は患者さまに最適な矯正治療をご提供する自信があります。
セカンドオピニオンも歓迎ですので、ぜひお気軽にご連絡ください。


当院の紹介はこちら
http://www.imamura-ortho.net/

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今村矯正歯科クリニック

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