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2017年6月28日

矯正治療は、歯並びの見た目を美しくする事だけが目的ではありません。
矯正治療をする事で、見た目だけでなく、歯や口の機能的にも回復し、身体にも良い事があるのです。

矯正治療をするメリットを詳しく紹介したいと思います。

・ 見た目が美しくなる
歯並びが美しく整うと、自分に自信が持てるようになります。
笑顔に自信が持てるようになり、「大きく口を開けて笑えるようになった」と感じる人も多いです。

・ 虫歯や歯周病になりにくくなる
歯並びが整うと、汚れが溜まりにくくなり、普段の歯磨きもやりやすくなり、磨き残しが少なくなります。口の中の清潔を保ちやすくなり、虫歯や歯周病になりにくくなります。

・ 発音が良くなる
歯並びは発音にも影響します。
歯並びが整うと、発音がきれいになり、話し方の印象も変わります。

・ 良く噛めるようになり胃腸への負担が減る
噛み合わせが整い、咀嚼能力が高まります。
良く噛めるようになり、胃腸への負担が減る事は、将来的にもとても良い影響です。

・ 顎の痛みや頭痛、肩こりが改善する
悪い噛み合わせは、顎関節症や、頭痛・肩こりを招く事あります。歯並び・噛みあわせ整うと、顎関節症が改善する場合や、頭痛や肩こりが改善する事があります。
これまで原因がはっきりしなかった目眩などの全身症状が良くなる場合もあります。

矯正治療は、見た目の美しさ以外にも、多くのメリットがあります。歯はこれからずっと使うものです。
歯並びが気になる場合には、見た目以外のメリットも頭に入れていただいた上で、矯正治療を検討してみるのはいかがでしょうか。

当院の紹介はこちら
http://www.imamura-ortho.net/

2017年6月21日

一口に「歯並びが悪い」と言っても、様々な歯並びの乱れ、噛み合わせの乱れがあります。今日は様々な不正咬合について代表的なものを紹介したいと思います。

(1)叢生(そうせい)
らんぐい歯とも言われます。歯並びが凸凹になったり、重なり合ったりしている状態です。顎の大きさに比べて、歯が大きく、歯が並ぶスペースが無い事が主な原因です。

(2)上顎前突(じょうがくぜんとつ)
いわゆる出っ歯と言われる状態です。上の前歯が強く前方に傾斜していたり、上顎全体が前に出ていたりします。上顎の過成長や下顎の成長不足が原因となります。また、指しゃぶりなどの癖が原因となっている場合もあります。

(3)下顎然突(かがくぜんとつ)
いわゆる受け口と言われる状態です。下の歯が上の歯より前に出ている状態です。「サ行」や「タ行」が発音しにくい場合があります。

(4)開咬(かいこう)
上下の歯を噛み合わせた時に、奥歯は噛み合っていても、前歯の上下が噛み合わず、上下の歯の間に隙間が出来てしまっている状態です。前歯が開いているので、前歯で物を噛み切る事ができないのが問題です。指しゃぶりや口呼吸、舌を前に出す癖が影響している事があります。

(5)過蓋咬合(かがいこうごう)
上下の歯を噛み合わせた時に、上の歯と下の歯の重なりが深く、下の歯が見えないほど、深く噛み込んでしまう状態です。歯が接触している部分に噛む力が強くかかりやすいのが問題です。

(6)空隙歯列(くうげきしれつ)
いわゆるすきっ歯の状態です。顎の大きさに比べて、歯が小さいなどの理由で、歯と歯の間の隙間が広く目立ってしまう状態です。

いかがでしたでしょうか。悪い歯並び、噛み合わせは様々なものがあります。
目立つもので無ければ、自分では気がついていない場合もあります。
歯並びは見た目だけの問題ではありません。歯並びが気になる方は、一度ご相談ください。

当院の紹介はこちら
http://www.imamura-ortho.net/

2017年6月14日

矯正治療を始めると、どうしても汚れが溜まりやすくなるため、虫歯になりやすくなります。
矯正治療前から、虫歯がある場合には、基本的には虫歯の治療をしてから、矯正治療を始めるようにします。
ただし、セラミックなど、自費できちんとした物を入れる事を希望している場合には、矯正治療後に改めて行うのが良いでしょう。

セラミックは、良い治療法ですが、矯正治療の事だけを考えると、治療器具のブラケットがセラミック表面に付きにくくなりますし、せっかく良いものを入れるのであれば表面が汚れたり傷つく可能性のある矯正治療中ではなく、治療終了後に行い、矯正治療中は、暫定的に保険適用のクラウンを被せておくのが良いでしょう。

矯正中に虫歯になってしまった場合には、軽度であれば治療は後回しになる事もあります。虫歯になってしまった箇所によりますが、ブラケットを外さずに治療を出来る場合は、そのまま治療を行います。器具を外さなくてはならない箇所が虫歯になってしまった場合には、虫歯の進行の程度をみて、様子をみます。
ただし、虫歯がひどい場合には、ブラケットを一度外して治療をしなくてはなりません。そうなると一時的に矯正治療を休まなくてはなりません。

矯正中は、矯正器具がお口の中にある状態になるので、汚れが溜まりやすく、虫歯になりやすくなります。虫歯にならないように、よく注意して、毎日丁寧な清掃を行うようにしましょう。

当院では、矯正治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。

2017年6月 7日


歯並びや噛み合わせが悪いと、見た目だけでなく歯や全身に様々な悪影響があります。きちんと矯正治療をし、整った歯並び噛み合わせに治すのが良いですが、子どもは、なかなか必要性を理解できず、矯正治療を嫌がる事があります。

矯正治療は、矯正器具を装着しなくてはならず、器具の装着によって痛みを生じる事あるため、子ども自身の協力が必要不可欠です。

子どもが、矯正治療について理解をしてから治療を進められるよう、子どもの心に寄り添っていけるようにするといいですね。

乳歯から始める矯正では、3歳〜4歳から矯正治療を開始する事は可能ですが、無理強いしないよう、こどもの心の成長を良くみて治療をすすめるのがベストです。

ある程度子どもでも理解できるようになってからも、矯正治療を嫌がる場合があります。
「矯正器具を付けるのが嫌」「友達の中で目立つのが嫌」というのが、嫌がる理由である場合が多いです。

「なぜ矯正治療が必要か」「矯正する事は恥ずかしい事では無いこと」を、説明し、お子さん自身が、矯正を前向きに捉えられるようになるのを待つようにしましょう。

無理に矯正治療を開始すると、結局途中で断念する事になりかねません。メンタルケアは親の役目です。お子さんが矯正治療で悩んだ時には、親身になり子どもの味方になってあげて欲しいと思います。

当院では、子どもの矯正治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。

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今村矯正歯科クリニック

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