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2015年12月30日

矯正装置を付けている間というのは、どうしても食事のたびにワイヤーに食べ物が絡まり、不快な思いをされる方も多いかと思います。


そして、その後の歯磨きにもご苦労される方がたくさんいらっしゃいます。


そんなとき、もちろん歯ブラシで丁寧に磨くということは非常に重要なのですが、どうしても毎日毎食、きっちり丁寧に歯磨きをするというのは難しいものです。


そんなときに、お勧めしたいのが「音波歯ブラシ」です。


音波歯ブラシは電動歯ブラシの一種なのですが、歯ブラシを音波の力で振動させ、歯垢を除去してくれます。振動数が多いもの(3万回以上/1分)をきちんと使用すれば、ワイヤーの上下からブラシを当てているだけで、ある程度のプラークはきれいになります。


もちろん、その時総借している装置の状態や、歯並びの状態にもよりますが、うまく使うことができれば、通常の手磨きに比べ歯垢の除去率も高く、歯磨きのテクニックもさほど必要ないため、矯正治療中の歯磨きのわずらわしさを少しでも解消してくれるのではないかと思います。


もちろん、お時間のある時には丁寧に隙間や奥までタフトブラシや、歯間ブラシを使っていただきたいとは思いますが、お時間のない朝などには音波ブラシを使用していただいても良いのではないかと思います。(音波ブラシ+補助清掃用具というのが理想的かもしれません。)

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2015年12月23日

お口の中というのは、消化器官のスタートであり、重要な消化を行う部分の一つです。


食べ物を食べるとき、お口の中では歯を使って食べ物を細かく、消化しやすいように噛み砕きます。
また、唾液にはアミラーゼという消化酵素が含まれており、食べ物を胃で消化しやすい状態にしてくれる作用があります。


歯並びが悪いと、それだけで食べ物の咀嚼効率が下がります。しっかり噛んでいるつもりでも、噛み合っていない部分や、有効に咀嚼ができていない部分が多いと、食べ物がしっかりと咀嚼されない状態で胃に運ばれてしまいます。


食事は一日3回毎日絶やさずに行われる行為です。
このときにしっかりと咀嚼ができ、食べ物を消化しやすい状態に出来ていないと、一日3回、毎日胃には負担がかかってしまうということになります。


歯並びは、消化器官、特に胃腸の健康には深い関係があるといわれています。
矯正を終えると、歯並びが良くなるという以外にも、慢性的に調子が悪かった胃腸の調子が良くなったという話もあります。


そして、長年放置すればするほど、胃腸には負担になります。お心当たりがあれば、早目に矯正治療をしてあげると、今後の健康状態にもいい影響を及ぼすのではないでしょうか。

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2015年12月16日

矯正治療はいつごろからはじまったかご存知ですか?


歯の移動はかなり古くから行われていたと考えられており、紀元前のヨーロッパで歯に金属を取り付けた化石が発見されているようです。


実際には18世紀ごろからは盛んに矯正の研究、治療が行われるようになり、1900年頃から、今のような矯正方法が行われるようになってきました。


ヨーロッパの人は昔から歯並びを気にしていたのですね...。


そして、人類の歯並びは食生活の変化によって、現代人の方が歯並びの悪い人が多くなってきています。


そして、進化や環境の変化次第では、これからさらに歯並びの悪い人が増えるのか...
逆に、もしかしたら数百年後には人間の歯の本数はもっと減って、すべてきれいに並びきるようになっているかもしれませんね。


人類の変化に伴い矯正治療も発展してきました。


しかし、紀元前から、人類は歯並びによるコンプレックスを持ち、それを改善しようとしていたのです。そう考えるとなんだか矯正治療にも歴史を感じます。


現在は、研究も進み、さまざまな矯正治療法が開発されてきました。


どんな歯並びの方でも、必ずその人ひとりひとりにあった治療法があります。

歯並びにお悩みがある方は、ぜひご相談ください。


当院のご紹介は
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2015年12月 9日

欧米では歯並びに対する意識が高く、歯並びの悪い人はあまりいません。
アメリカでは歯並びが悪い場合は90%以上の人が、子供のうちに矯正治療をしているそうです。

英語と歯並びには実は深い関係があると言われています。

英語の発音を練習していると、気がつくかもしれませんが、英語は日本語に比べ、発音する際に歯が見えます。歯を見せるように発音をしないとうまく発音できない音があるのです。

日本語をしゃべっているのと英語をしゃべっているのを見て比べるとその差は一目瞭然です。

英語を話していると、自然と歯が見えてしまうので、歯並びが悪いと気になるのですね。
(ちなみに、歯並びが悪く、空気が抜けてしまうと、「th」の発音がうまくできないという問題もあります。舌足らずな発音になってしまうようです。)


日本もどんどんグローバル化し、今の子供たちは、将来英語で仕事をしたり、外国で暮らすこともあるかもしれません。


そんなとき「あのころに矯正しておけば...」と、ならないよう、お子様が今は気にしていなくても、歯並びが悪いと困ることをきちんとお子様に説明し、矯正治療を始められてみてはいかがでしょうか。

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2015年12月 2日

数年前に「八重歯」ブームが起こり、歯科医院でわざわざ八重歯になるような被せものの治療を希望したり、歯の形を変えるなどと言うことが起こっていました。


もともと、日本では「八重歯」にかわいいというイメージを持っている人もいるようです。


ですが、八重歯に好感を抱くのは日本人だけだということをご存知でしょうか?


欧米諸国では、八重歯は「ドラキュラ」を連想されるため嫌われる歯並びです。


以前にもお話ししましたが、欧米ではきれいな歯並び、きれいな白い歯に対する意識が高く、歯並びが悪い場合は、ほとんどの人が子供の間に矯正治療を済ませてしまいます。
歯並びの悪い人に対しては、教養がない、貧困などよくないイメージをもたれることが多いようです。


八重歯は今はかわいいかもしれませんが、今後、国際社会において、不利になっていく可能性があります。(残念なことに、もともと日本人は歯並びの悪い人種というイメージが海外では持たれているようですが...)


お子様に英語の勉強をさせることも大切ですが、歯並びについても少し考えてみるといいかもしれません。
将来、海外で活躍するようになったとき、歯並びがコンプレックスになってしまうことのありませんように...。

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今村矯正歯科クリニック

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