歯並びと消化機能の関係
お口の中というのは、消化器官のスタートであり、重要な消化を行う部分の一つです。
食べ物を食べるとき、お口の中では歯を使って食べ物を細かく、消化しやすいように噛み砕きます。
また、唾液にはアミラーゼという消化酵素が含まれており、食べ物を胃で消化しやすい状態にしてくれる作用があります。
歯並びが悪いと、それだけで食べ物の咀嚼効率が下がります。しっかり噛んでいるつもりでも、噛み合っていない部分や、有効に咀嚼ができていない部分が多いと、食べ物がしっかりと咀嚼されない状態で胃に運ばれてしまいます。
食事は一日3回毎日絶やさずに行われる行為です。
このときにしっかりと咀嚼ができ、食べ物を消化しやすい状態に出来ていないと、一日3回、毎日胃には負担がかかってしまうということになります。
歯並びは、消化器官、特に胃腸の健康には深い関係があるといわれています。
矯正を終えると、歯並びが良くなるという以外にも、慢性的に調子が悪かった胃腸の調子が良くなったという話もあります。
そして、長年放置すればするほど、胃腸には負担になります。お心当たりがあれば、早目に矯正治療をしてあげると、今後の健康状態にもいい影響を及ぼすのではないでしょうか。
当院の紹介はこちら
http://www.imamura-ortho.net/