かみ合わせの自己診断
かみ合わせのズレの程度が小さければ、当然ながら矯正治療を行う期間は短くて済みます。
ただしそれは、かみ合わせのズレの程度が小さいときに治療を開始すれば、という条件付きです。
しかし、ズレが小さいときに自分で気が付くには、意識して確認しなければいけないでしょう。
ここでは、かみ合わせのズレを自分で確認する方法を紹介します。
かみ合わせのズレの代表的なものは、上の前歯や下の前歯が前に出ている、出っ歯や受け口でしょう。しかし、かみ合わせのズレというのは、前後だけではなく、左右や上下など三次元的なものです。それを意識して、診ていかなければいけません。
まずは、目視での確認です。
・奥歯を噛みしめても、前歯がきちんとかみ合わされない
・上の前歯の真ん中の隙間と下の前歯の隙間が上下に一直線になっていない
・上の歯が下の歯を3分の1以上隠している
・下の歯が上の歯よりも前に出ている
また、日頃の顎の動きからも診断できます。
・頬の内側を噛んでしまうことが多い
・口を大きく開けると顎の周囲に痛みが走る
・顎を動かすと音がする
・顎が疲れやすい
次のような習慣のある人は、気を付けましょう。
・歯を食いしばる癖がある
・歯ぎしりをする
・頰杖をつく
矯正治療は、早めに始めれば、それだけスムーズに早く終わります。そのため、何か違和感や気が付く点があれば、歯科医に相談することをおすすめします。
当院では、矯正歯科専門医が、患者様の身体全体の健康を考慮した治療を行っております。ご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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