矯正治療中の虫歯予防
矯正治療中には、どうしても口腔内の清掃が難しくなり、虫歯になりやすい環境になってしまいます。
虫歯は特に15歳以下は特に罹患率が高く、お子様の矯正治療中には十分な注意が必要です。
ブラッシングはもちろんですが、合わせてフッ素の使用をお勧めします。
フッ素という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
フッ素は、歯の表面の層(エナメル質)を強化し、虫歯に強い歯質を作ります。
フッ素は市販の歯磨き粉にも含まれています。
歯磨きの際には、必ずフッ素入りの歯磨き粉を使用してください。
矯正装置が入っていると、歯磨き粉で泡がたつと、磨きにくいということもあると思います。
そんな場合は、はじめは歯磨き粉を付けずに磨き、最後に歯磨き粉をつけた歯ブラシで、全体を磨くようにしてみてください。
また、市販で低濃度の塗布用フッ素や洗口用フッ素も販売しておりますので、そのようなものを使用していただくのも有効です。
その他、歯科医院で行う高濃度フッ素塗布も数か月に1回~2回行うと、有効であると言われています。
矯正治療中は、特に虫歯が出来てしまいやすい期間です。
いつも以上に、虫歯予防に努め、装置を外したときにきれいな歯でいられるようにしましょう。
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http://www.imamura-ortho.net/