保定期間の注意点
矯正治療が終わったあと、矯正した歯の位置を固定する「保定治療」を行う「保定期間」が必要です。
この期間には、歯を動かしていた矯正装置に代わって、歯の位置を固定する保定装置(リテーナー)を装着します。
リテーナーは、樹脂や金属でできているもので、多くの矯正装置と違って、患者さんが自分で取り外しできるようになっています。
もちろん、基本的には装着したままで生活していただく必要があるものですが、次のようなシーンでは、必ず取り外して清潔に保つ必要がありますので、注意しましょう。
・丁寧に扱う
リテーナーは、違和感を少なくするためにできるだけ薄く作られるのが一般的です。そのため、つけ外しの時や保管している時に破損してしまうことがあります。外したら必ず専用のケースに入れ、丁寧に扱いましょう。
・飲食時は外す
リテーナーを着けたまま食事を取ると、隙間に食べ物が挟まって破損や怪我の原因になりますし、そのままにしていると虫歯や歯周病になる危険性があります。飲み物でも、同様ですので、飲食時は必ず取り外すようにしましょう。もちろん、外せないものは飲食後にしっかりと歯磨きや口をゆすぐなどしておきましょう。
・清潔に保つ
前述していますが、リテーナーが汚れていると虫歯や歯周病の原因になります。口腔内に長時間装着し続けるものですので、定期的に専用の洗浄剤で洗うなどして、清潔に保ちましょう。
当院の紹介はこちら
http://www.imamura-ortho.net/