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2014年12月27日

歯を動かして矯正治療をする場合、身体が元々持っている骨の代謝と
いう機能をを利用します。
歯は1ヶ月で約0.3〜1.0mm動かすことができますが、そのペースで全部の歯を移動させるのですから年単位の長い治療期間を要することになります。

歯は歯根膜と歯槽骨から支えられており、矯正治療によって歯の移動を
おこなうと歯根膜が伸縮します。矯正によって歯根膜が縮んだ部分では
細胞が周囲の骨を吸収していき、歯根膜が伸びた部分では、細胞が
骨を増やして歯根膜の幅を一定に保ちます。

これを定期的に繰り返すことにより、正常な歯並びの位置へと歯を導いて
いきます。

歯を動かした際に細胞内に炎症がおこるため、調整後3~4時間程で、
違和感や鈍い痛みがでますが、3日〜1週間ほどで自然におさまります。

矯正器具を付けたばかりでどうしても痛みが我慢できない時には痛み止めの
薬を飲むこともできますが、何度か調整をおこなっているうちに痛みに
慣れてきますのでご安心ください。

患者さんのなかには1年以内に早く治療を終えたいという方がおられますが、
適正な力以上で歯を無理に動かそうとすると、歯の傾斜が強まったり、歯根膜に変性組織が生じたり、根が溶けてしまう歯根吸収がおきる場合があります。あくまでも生理学的反応を待つ治療ですので全体の歯並びを整えるには2年以上かかるのが一般的なのです。

当院ではスピードよりも仕上がりを重視した治療をおこなっております。
歯並びでお悩みの方はご相談ください。

当院の紹介はこちら
http://www.imamura-ortho.net/

2014年12月21日

歯並びの悪さが気になるが日常生活に支障はないし、矯正をするほどではないと思っている方も多のではないでしょうか。
特に日本人は欧米人に比べ歯科矯正の認識が低いといわれています。

そこで歯並びが悪いことによって起こる影響についてお伝えしていきたいと思います。

歯並びがでこぼこしている場合は、歯ブラシが隅々まで届きにくく、
磨き残しが多くなってしまい、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
歯ブラシを縦にして磨いたり、フロスや歯間ブラシを活用するなど丁寧にブラッシングしましょう。

前歯や奥歯の噛み合わせが悪い場合には、食べ物をうまく噛み砕けず、
胃や腸の消化器官に負担をかけることになります。

噛み合わせが子供のころから悪く、あまり噛まない癖をつけてしまうと
顎が十分発育せずに凸凹になりやすいようです。また、咬みにくさから、つい片方の歯で食べ物を噛むなどの悪習慣で顎の筋肉のバランスが崩れると顎関節症になるケースもあります。

特に人の目につきやすい前歯の歯並びが悪い場合には、人前で話すのが苦手となり心理的にコンプレックスを抱えてしまう方もおられます。

頭痛、肩こり、顎の痛み、顔の歪みなどの症状や、原因不明の体の不調は噛み合わせが影響している可能性もあり、噛み合わせを改善することで見た目だけでなく心身ともにが健康になる方が多くおられますし矯正治療の目的でもあるのです。

矯正は成人になってからでも受けられますので、歯並びでお悩みの方はご相談ください。

当院の紹介はこちら
http://www.imamura-ortho.net/

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今村矯正歯科クリニック

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