2010年5月23日 - 2010年5月29日 « トップへ » 2010年10月10日 - 2010年10月16日
2010年8月20日
受付
まずこちらで受付を済ませてください。診療の疑問・質問などがあれば、受付スタッフが承ります。
待合室
明るい光が差し込む待合室です。大きめのソファをご用意いたしましたので、どうぞくつろぎながらお待ちください。
診療室
整理整頓を心がけ、清潔感のある診療室です。診療は予約制なので、ほぼ貸切状態です。周りを気にすることなく落ち着いて治療を受けることができます。
歯磨きコーナー
「ブラッシング指導」によって習得したブラッシング方法を、ここで試すことができます。また、「忙しくて事前にブラッシングができなかった」という方も、このスペースでブラッシングを済ませることができます。
カウンセリングルーム
プライバシーに配慮したカウンセリングルームです。悩み・気になる箇所・費用・期間など、質問・疑問がある場合はお気軽にお話ください。
ようこそ!今村歯科矯正クリニックへ
こんにちは。数ある歯科医院の中から、当院を選んでいただき、ありがとうございます。
ここ渋谷で開業して約40年。たくさんの患者さんの歯並びを改善してきました。また、様々な治療方法に習熟し、患者さんにとってベストな治療方法を常に提供できる環境を整えています。
これからも、患者さんが歯並びのことで悩むことなく、快適な生活を送るためのお手伝いができればと思っています。
<当院の6つの特徴>
40年以上もの経験。数多くの矯正治療に携わってきたエキスパート
明瞭・適切な治療費用
「装置が見えるのがイヤ」という方へ
弱い力で歯を動かす。痛みの少ない矯正治療
抜歯は最後の手段。可能な限り非抜歯での矯正を心がけています
スピードよりも、「仕上がり」を重視します
40年以上の治療実績。数多くの矯正治療に携わってきたエキスパート
当院院長/今村は現在まで数多くの歯並びを治してきました。難症例から、小さなお子さん・年配の方の症例まで、数多くの歯並びを改善してきた実績があります。
院長の技術力について詳しく知る
明瞭・適切な治療費用
当院では~60万円という、明瞭・適切な治療費用で高い技術をご提供いたします。
また、初診相談の際には治療法や期間だけでなく、料金についての概略などを、類似の治療例をお見せしながらご説明します。ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にご質問ください。
「装置が見えるのがイヤ」という方へ
矯正をしたいけれど、装置が目立つことを理由に諦めてしまった方も多いと聞きます。
今や医療技術が進歩し、次々と目立たない矯正装置が開発されています。当院でも目立たない矯正装置も扱っています。ただし装置によってはそれぞれメリット・デメリットがありますので、事前に詳しくご説明させて頂きます。
弱い力で歯を動かす。痛みの少ない矯正治療
矯正治療は装置の圧力 で、歯を移動させる治療方法ですから、患者さんによっては歯が浮いたような痛み・不快感が出るケースがあります。
そこで、当院では患者さんに快適に矯正治療を続けてもらうために、痛みを減らす様々な取り組みをおこなっています。
抜歯は最後の手段。可能な限り非抜歯での矯正を心がけています
矯正治療ではアゴの中に全部の歯が収まりきれないケースや、噛み合わせのずれが大きいケースなどではバランスを改善するためにやむを得ず抜歯をすることがあります。
とはいえ、健康な歯を抜くのは誰でも抵抗があるものです。そこで当院では、"抜歯はあくまでも最後の手段"との認識から、綿密な診断、緻密なテクニックを用いて、できるだけムダな抜歯はせずに治療できるよう努めています。
スピードよりも、「仕上がり」を重視します
当院の矯正治療では、多くの患者さんが1年半~3年で治療を終えています。平均的には約2年程度で治療が終了できるように心がけています。ただし、成長期のお子さんの場合は、成長期の期間がプラスされます。
ところで、矯正治療の最終的なゴールは、バランスの良いしっかりした噛み合わせに導くこと。歯科医師として患者さんの20年後、30年後の身体の健康を考えると、より安定した状態を長期間保つために、スピードよりも完成度を最優先すべきだと考えています。
キャリア40年。数多くの矯正治療の経験
渋谷で開業して、約40年。現在まで数多くの歯並びを治してきました。難症例から、小さなお子さん・年配の方の症例まで、数多くの歯並びを改善してきた実績があります。様々な治療方法に習熟し、患者さんにとってベストな治療方法を常に提供できる環境を整えました。
当院は設立から44年が経過していますが、これは、たくさんの良い患者さんとスタッフに恵まれ、深いご理解とご協力のもとで今日まで臨床を続けてこれたからこそだと思っています。
そしてこれからも、患者さんが歯並びのことで悩むことなく、快適な生活を送るためのお手伝いができればと思っています。
何度も壁にぶつかりました。でもそのおかげで、今の自分がある
矯正の道に進んだ理由は、当時まだまだ未開の分野で夢を感じることが出来たからです。私が矯正治療を学び始めた40年前は、もちろん今ほど矯正歯科治療の研究は進んでいたわけではなく、探究心を持ってすれば可能性を多分にはらんだ治療分野だったんです。
また、矯正は一般歯科などと違って、「保険が利かない治療」というところも珍しかったのです。というのも、国からの保証がない分、治療方法に制約がないんです。装置のことなど、自分のアイデアをすぐに臨床に活かせる。そうした矯正治療が持つある種の"幅の広さ"に、私は探究心をくすぐられました。
しかし、当然ながら駆け出しの若輩にとっては大きな壁に何度もぶつかり、行き詰ったこともありました。中には、患者さんに少しご迷惑をかけてしまったような苦い経験もあります。しかし、人間は自らの経験からこそ、多くのことを学び取れる生き物。そうした試練が今では肉や血となり、治療方法・治療方針を考えるとき、ひいては生き方においても、とても役に立っています。
矯正治療の目的は、噛み合わせをバランスの良い位置に導くこと
大切なことなので、何度もいいます。矯正歯科治療は、見た目の改善のみを目的とした治療ではなく、バランスのとれた噛み合わせに導くことで、咀嚼の機能を向上させる治療なのです。
歯列矯正を検討している方の多くは、まず見た目を気にされるとは思いますが、バランスのとれた歯並び噛み合わせは、共に、健康のためにも大切であるということも忘れないでください。患者さんの中には、一見して美しい歯並びに見えても、噛み合わせに支障をきたしている方もいらっしゃいます。
年齢を重ねても、一生自身の歯で噛めるために。そして30年先、40年先も質の高い健康的な生活を過ごすために。力の限りサポートしていければと思っています。
プロフィール
今村歯科矯正クリニック院長/今村正史
1964年 東京医科歯科大学入学
1970年 同大学卒業
同大学矯正学教室大学院入学
同大学矯正科入局
歯科医師免許取得
1974年 同大学院卒業、歯学博士号取得
1975年 渋谷にて今村歯科矯正クリニック開設
1990年 日本矯正歯科学会認定医資格取得
1995年 渋谷区歯科医師会理事就任
2006年 日本矯正歯科学会専門医資格取得
◆取得資格
歯学博士
日本矯正歯科学会 専門医 / 認定医
◆所属団体
日本矯正歯科学会
日本口蓋裂学会
JIO (日本矯正歯科協会)
渋谷区歯科医師会
渋谷地区矯正歯科医会
◆発表・著作
・全上下アゴ同時移動術による開咬症の治療
光本和世,八上公利,吉屋誠,角田左武郎,木村義孝,南雲正男,今村正史*
昭和大学歯学部第2口腔外科学教室,*今村歯科矯正クリニック
昭和歯学会雑誌,9(2):231-236,1989.
お子さんの歯並びでお悩みの方へ
「うちの子はどうやら、受け口みたい......」 「上の前歯が出ているので、口を閉じられず、いつも前歯が見えている」――お子さんの歯並びについてお悩みのご家族の方はいませんか?
悪い噛み合わせをそのままにしておくと、実は将来にたくさんのリスクを抱え込むことになります。お子さんの未来のために。治療の効果の高い子供時代に、矯正歯科治療を受けることをお勧めしています。
子供の矯正はいつから始めたらいいですか?
子供の矯正の流れを教えてください
子供の矯正はいつから始めたらいいですか?
一般的には6歳から7歳、永久歯の前歯と奥歯が生えてくるころですが、アゴの変形が強いケースなどでは幼児のうちに一度ご来院をお勧めしています。
理想的には成長中にアンバランスの芽が出始めたころから何らかの対策を講じた方が良いと言えるでしょう。
とはいえ、顔が一人ひとり異なるように、歯やアゴ、そして心の成長はお子さんによって千差万別です。早い時期に矯正を始めたほうが良いお子さんもいれば、実際にはしばらく成長を待ってから始めたほうが良いお子さんもいます。
ただひとついえることは、骨格の不調和をそのままにしておくと、5年後・10年後には不調和が更に大きくなってしまい、その結果、矯正治療も難しくなってしまう場合があります。もし、お子さんの歯並びが気になるようでしたら、なるべく早めに矯正専門医院を訪ねてみることをおススメいたします。
子供の矯正の流れを教えてください
子供の矯正の場合、はじめからワイヤーの装置を付けて治療をスタートするわけではありません。小児矯正は大きく分けて、3つのステップに分かれます。
ステップ0/プレ第1期治療(幼児期)
放置することで、より大きな問題に発展する可能性が高い強度のアゴの変形や、強い口元の癖があるケースなどが対象となります。
ステップ1/第1期治療(学童期)
この時期は、成長とともに状態を悪化させる要因を取り除き、その後の成長発育ができるだけバランスのとれたものになるように軌道修正をする期間をいいます。本人の成長力を引き出すことで、大きな効果が期待でき、幅広い治療が可能な時期です。治療を始める絶好のタイミングと言えます。第1治療期がうまくいくと第2期治療期では永久歯を抜かずに治療ができる可能性がグッと高くなります。
また、ケースによっては第2期治療は不要になることも考えられます。
ステップ2/第2期治療(中学生以降)
大人の矯正と同じになります。上下すべての歯にブラケットを装着し全体の噛み合わせを改善し、仕上げる治療となります。※初診時に永久歯が生え揃っている方は第2期治療からとなります。
2010年8月19日
「装置が見えるのがイヤ」という方へ
「人から見えない矯正装置ってないんですか?」「矯正装置を付けていて恥ずかしい思いをしたくない」――最近、多くの患者さんからこういった質問をいただくようになりました。中には装置が目立つことを理由に、矯正歯科治療を諦めてしまった方も多いと聞きます。
今や医療技術が進歩し、次々と目立たない矯正装置が開発されています。このページでは、目立たない矯正装置についてご説明します。
【セラミックブラケット】歯となじむ。白い矯正装置
【リンガルブラケットによる治療】
【床装置、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置、マウスピース型矯正装置(インビザライン)】
【セラミックブラケット】歯となじむ。白い矯正装置
従来の矯正治療では、銀色の金属製の装置が主流でした。しかし近年、金属を半透明で目立ちにくいセラミックに変更した、新しい矯正装置が登場しています。
この装置は「セラミック ブラケット」とよばれ、歯に装着するパーツが白いセラミック(陶器)でできているため、歯とよくなじみ、目立ちにくいのが特徴です。金属製に比べ欠け易い点がありますが、仕上がりには影響ありません。
【リンガルブラケットによる治療】
歯の舌側に装置をつけるため表からは見えず、人知れず治療を受けられることを謳い文句にした治療法です。一見患者さんの強い見方のように思われますが、実は大きな落とし穴がありますので注意が必要です。
治療中の外観面でのメリット以外は通常の唇側治療法に対しすべての点でデメリットと考えた方が良いようです。特に仕上がり精度はかなり見劣りがするケースが多いため当院では特殊な事情がある方以外はお勧めしていません。
【床装置、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置、マウスピース型矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)】
これらの装置の特徴は患者さん自身が簡単に着脱できる簡便なものですが、やはりこれらの装置にも治療効果の点で大きな疑問符がつきます。
取り外し式なだけにその効果は限定的で患者さん本人の使い方に委ねられるため不安定なものになりがちです。
そもそもがこのような装置はそれほど高い能力を持ったものではないため、使用する場合でも矯正専門医はあくまでも補助の装置として利用しています。
スピードよりも、「仕上がり」を重視します
当院の矯正治療では、多くの患者さんが1年半~3年で治療を終えています。平均的には約2年程度で治療が終了できるように心がけています。ただし、成長期のお子さんの場合は、成長期の期間がプラスされます。
矯正はスポーツと違って、スピードを競うものではないと考えています。矯正治療の最終的なゴールは、バランスの良い噛み合わせに導くこと。スピード ばかりを重視して、噛み合わせが不安定なまま治療を終えてしまえば、治療にかけた時間・費用がムダになってしまいます。ですから、最善の治療により最善の結果を出すためにも、ある程度の期間が必要であるとご理解ください。
もちろん、患者さんの「一刻もはやく早く治療を終えたい」という気持ちは良く理解しているつもりですが、歯科医師として患者さんの20年後、30年後の身体の健康を考えると、スピードよりも完成度を最優先すべきだと考えています。
初診
矯正治療の概略、進め方、現在の口の中の簡単なご説明をいたします。歯並びに関する悩みや、矯正治療に対しての不安や疑問に思っていること、費用・期間などを何でもお聞きください。
検査
レントゲン写真、歯や顔の写真撮影、歯の型採りなどを行ない、歯並びや噛み合わせ、顎や顎関節などの状態を精密に検査します。
診断
精密検査の結果をもとに、現在の歯の状態と、治療計画・期間・費用などのご説明をおこないます。そのうえで患者さんのご希望をお聞きして、最終的な治療方法を決めていきます。
治療の必要な虫歯のある方は、装置装着前のこの時期に治療しておいていただきます。治療方針や費用等にご納得いただけますと、治療スタートとなります。
その後矯正治療中や治療後に虫歯や歯周病にならないために、正しい歯みがきの練習を行ないます。装置をつけたあとも、必要に応じて歯みがき指導と、クリーニングをおこないます。
開始
さまざまな装置を使って、歯並びや噛み合わせを整えていきます。成長中の経過観察期間では2~6か月に1回、永久歯の移動中は通常毎月1回の通院が必要になります。より確実に、より早くより良い結果を得るためには治療にご協力頂きながら最後までしっかりと通院されることが基本となります。
◆患者さんのアゴの発育具合や歯並びの状態によって、治療開始時期や治療期間は異なります
幼児期
噛み合わせに大きなずれがあり、アゴの変形が心配な場合では早めの治療をお勧めします。数か月で大きな治療効果が期待できる時期です。
第1期治療(小学生ごろ)
その子の成長に合わせての治療なので期間は本人の歯やアゴの成長次第となります。通常は、永久歯が生えそろう12~13歳頃まで観察していきます。
本人の成長力を生かすことが可能な時期ですので最適の治療開始時期といえます。
第2期治療(中学以降~成人)
歯の移動のみの治療ですが、歯の動きには個体差があるため始めにはっきりと期間設定はできません。仕上げには通常2~3年を要します。
保定開始
歯が移動し矯正装置を外したあとは、移動した歯が骨の中で安定するように、保定装置を使います。保定装置は「リテーナー」とも呼ばれ、歯が移動した場所からずれてしまうことを防ぐ装置です。根の周囲の骨が固まり次第、治療完了となります。
"非抜歯矯正"とはどういうことかご存知でしょうか?
永久歯の総数は32本。これはなんと原始人と同数なのです。
強大なアゴを持った原始人は全ての永久歯が余裕をもってゆったりと並んでいました。
一方、進化の進んだ現代人のアゴは退化が著しく、とても全部の歯は収まりきらなくなってしまいました。特に親知らずは萌えきらず埋まってしまうことが多いのです。
つまり現代ではアゴや歯の大きさが標準であれば永久歯28本でつり合うということです。一般に"非抜歯矯正"というと、親知らず以外は抜歯しない"28本以上"のことを言うのです。
矯正が必要な方の多くはアゴと歯の大きさがつり合っていないため、中にはやむを得ず"24本仕上"にせざるを得ないケースも出てくるのです。
とはいえ、抜歯は非常に重い処置ですので、当院では"抜歯はあくまでも最後の手段"をモットーに、可能な限り非抜歯を追及しています。
アゴの成長が期待できる子供のうちに治療開始することが、非抜歯のためにもキーポイントと言えます。
実は、抜歯にもメリットがあります
しかしながら、無理に非抜歯で矯正治療を進めた結果、治療後に口元の前突感が生じてしまったり、後戻りなどの不具合が発生してしまう場合があるのも事実です。抜歯か非抜歯かに関しては、患者さん個々のケースに応じて、総合的、長期的な視野に立って判断することが大切というわけです。
もちろん、最終的に抜歯するかどうかは、メリット・デメリット等を十分にご説明の上で、患者さん自身にもご判断していただくようにしています。患者さんとの同意ない治療は、決しておこないません。
弱い力で歯を動かす。痛みの少ない矯正治療
「歯列矯正はどのくらい痛いのでしょうか」――カウンセリングにいらっしゃる患者さんから、よくこんな相談をいただくことがあります。矯正治療は装置の圧力 で、歯を移動させる治療方法ですから、患者さんによっては歯が浮いたような痛み・不快感が出るケースがあります。
そこで、当院では患者さんに快適に矯正治療を続けてもらうために、痛みを減らす様々な取り組みをおこなっています。
たとえば治療スタート時、当院では治療初期には極めて弱い力で歯を動かします。こうすることで炎症の度合いが少なく、あまり強い痛みを感じることはありません。患者さんによってはこの痛みは数日続くことがありますが、長くても1週間くらいで消失します。
痛みの感じ方は個人差がありますが、当院に通院中のかなりの患者さんからは、「ほとんど痛みは感じない」とおっしゃっていただいています。
数多くの矯正治療に携わってきたエキスパート
その道のプロではない限り、一般の患者さんがドクターの技術を推し量ることは難しいものです。そんな不安から、「どの医院を選べばいいのか分からない」と悩んでいる方はいませんか?
矯正治療は、同じ"歯科"でも虫歯治療などの一般歯科とは診療内容が大きく異なります。そこで目安となるのが、「矯正」に関する専門の知識と技術を持った矯正医なのです。
このページでは、当院院長/今村正史の技術力・治療へのこだわりをご紹介します。
数多くの矯正歯科治療の症例に携わってきました
噛み合わせを重視。全身の健康を考えた矯正治療
患者さんと良好な信頼関係を築く
【スタンダードエッジワイズテクニック】オーダーメイド治療で精密にコントロール
数多くの矯正歯科治療の症例に携わってきました
渋谷で開業して、約40年。当院院長/今村は現在まで数多くの歯並びを治してきました。難症例から、小さなお子さん・年配の方の症例まで、数多くの歯並びを改善してきた実績があります。
噛み合わせを重視。全身の健康を考えた矯正治療
「歯並びや、口元を美しく見せたい」。そんな悩みから、相談にいらっしゃる患者さんが多くいらっしゃいます。もちろんそれも大切なことです。しかし当院では矯正治療は、歯並びのみの治療ではなく、噛み合わせの改善を主目的とした治療だと考えています。
噛み合わせが悪いと、様々な箇所に負担がかかってしまいます。たとえば、噛み合わせがずれたまま噛んでいると、アゴの関節に無理を強いることとなり悪い影響を与えます。こうしたバランスの崩れが全身にも波及すると、首の痛みや、全身の倦怠感へとつながる場合もあるのです。
特に最近、「アゴを開くたび音がする」「口が開かなくなることがある」といった関節の問題を抱えている患者さんが多くいます。噛み合わせは、体の健康を維持するうえで1つの重要な構成要素なのです。当院では、レントゲン検査・噛み合わせチェックなど、綿密な診断を実施し、機能面を第一に考えた治療をおこなっています。
<矯正治療のメリット>
◆ずれた歯並びや噛み合わせを整えることで自分の歯を十分に生かすことができる
◆バランスが回復され、より質の高い健康の獲得が期待できる
◆歯磨きが容易になり虫歯や歯周病の予防の効果が大きい
◆機能面の改善ばかりでなく、審美的改善による口元に関するコンプレックス解消などの心理面での改善も大きい
<矯正治療のデメリット>
◆比較的長期にわたる
◆健康保険が適応できないため、費用の自己負担が大きい
◆矯正装置(異物感、外観など)に対し我慢が必要
◆歯の移動中の痛み(装置装着後3~4日がピークで以後は薄れます)
◆食事の仕方や食後の手入れに十分な注意が必要
◆症状によっては抜歯が必要なこともある
◆治療後再びずれるケースがある(ずれやすい場合は対策が必要)
患者さんと良好な信頼関係を築く
当院のモットーは、「患者さんと良好な信頼関係を築く」ということ。矯正治療はある程度の期間が必要な治療ですから、何でも気軽に話せる関係になることは重要になってきます。
そのために、当院ではただ機械的に淡々と治療をこなすことはありません。世間話をしたり、患者さんが学生ならクラブ活動や学校の話をしたり......。治療とは、人と人との関わり合いですから、少しでも患者さんとの距離が短くなれるよう最大限、努力をしています。
またこうした何気ない会話の中からでも、患者さんの悩んでいること・疑問に思っていることを、見つけ出すこともできます。一見意味のなさそうなやり取りも、総合的に見れば、治療と関わってくるのです。
【スタンダードエッジワイズテクニック】オーダーメイド治療で精密にコントロール
当院が採用しているのは「スタンダードエッジワイズテクニック」という矯正法です。この方法は、フルオーダーメイドスーツといったところ。手間がかかるぶん、一人ひとりの患者さんに合わせて、緻密に歯を動かせるのが特徴です。
一般的に、エッジワイズ法には、大きく分けて2つ あります。ひとつめは「ストレートワイヤー法」、そしてふたつめが「スタンダードエッジワイズ法」です。前者は、いわば既製品のスーツ。患者さんの症状を 平均化し、あらかじめ曲がったワイヤーを使って歯並びを改善します。術者にとっての簡便さから、急速に普及しているテクニックです。
一方後者は、オーダー メイドのスーツのようなもの。患者さんの歯の形態に合わせて"ひねり"や"ループ"など、ワイヤーに細かい調整を加えながら治療をおこなう方法です。
「スタンダードエッジワイズ法」は、手間がかかる治療法ですが個々のケースの状態に応じて適切な対応が可能となり歯並びを精密にコントロールできるので、仕上がりが自然であり安定しているのが特徴です。
つまり手抜きの無い"手作りの治療法"なのです。
ちなみに、この技術の習熟には長い訓練や、センスが必要とされています。事実、「スタンダードエッジワイズテクニック」を採用しているドクターはほんの一握りです。
1978年にアメリカ アリゾナ州ツーソンに本部を置くTweed Foundation(Charles H. Tweed International Foundation for Orthodontic Research and Education)でThe Tweed Study Courseを受講、The Tweed/Merrifield force systemと呼ばれる「スタンダードエッジワイズ法」の基礎を学びました。