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スピードよりも、「仕上がり」を重視します
当院の矯正治療では、多くの患者さんが1年半~3年で治療を終えています。平均的には約2年程度で治療が終了できるように心がけています。ただし、成長期のお子さんの場合は、成長期の期間がプラスされます。
矯正はスポーツと違って、スピードを競うものではないと考えています。矯正治療の最終的なゴールは、バランスの良い噛み合わせに導くこと。スピード ばかりを重視して、噛み合わせが不安定なまま治療を終えてしまえば、治療にかけた時間・費用がムダになってしまいます。ですから、最善の治療により最善の結果を出すためにも、ある程度の期間が必要であるとご理解ください。
もちろん、患者さんの「一刻もはやく早く治療を終えたい」という気持ちは良く理解しているつもりですが、歯科医師として患者さんの20年後、30年後の身体の健康を考えると、スピードよりも完成度を最優先すべきだと考えています。