矯正治療と痛み
歯科矯正を行うにあたって、患者様の多くが気にされるのが、治療中の痛みです。
インターネット上には様々な体験談があり、その中には、歯科矯正の痛みで食べ物を噛めなかったとの話が多く見受けられます。
そのため、必要以上に不安になり、鎮痛剤を求める人もあるようですが、やみくもに鎮痛剤を服用するのはおすすめしません。
なぜなら、「矯正治療中の痛み」の原因の多くは、「歯が動く」時の痛みだからです。
矯正治療で歯を動かす手法のポイントは、歯に一定の力を加え続けることで、歯で根本の歯槽骨に圧力を加えて骨の改造を促すことにあります。
圧迫された側の歯槽骨は吸収して、歯の動いた隙間には歯槽骨が生成されることで、歯の移動が起きるのです。
そして、この歯に加わる圧力こそが矯正治療中の痛みを起こす主な原因なのです。
もちろん、痛みの中には矯正装置が合っていなかったり、口の中を噛んでしまっていたりなど、他の原因もあります。その場合は、一時的に鎮痛剤を服用するなどの措置も必要かもしれません。
なんにしろ、歯科医師は矯正治療中に痛みがあることは分かっていますので、気になるのであれば、1度歯科医院で診てもらう方が良いでしょう。
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