矯正装置でおしゃれする
歯科矯正治療は、ブラケットと呼ばれる装置を歯に接着し、ワイヤーをかけて歯に力をかけることで行っていきます。
このブラケットやワイヤーは金属でできていますので、笑ったときなどに歯を見せると、比較的目立ってしまうものです。
しかし欧米では、歯科矯正は1つのステータスとして確立しており、矯正装置が目立つことに抵抗がまったくない人が多いようです。中には、「もっと目立たせて欲しい」という要望すらあるという話も聞きます。
一方、日本では、まだまだ歯科矯正は一般的なものではなく、矯正器具はできる限り目立たせたくないと考える人が多いです。
そのため、透明な矯正装置や歯の裏側に設置する装置など、様々な治療法や治療装置が編み出されています。
そんな中にあって、矯正治療を行っている女性や子供の中で、矯正装置でおしゃれすることが静かなブームになっていることを、ご存じでしょうか?
ブラケットにワイヤーを縛り付けて固定する結紮線(けっさつせん)は、金属やゴムを用います。このゴムの結紮線を、敢えてピンクや黄色など、目立つカラーの付いたものを利用するのです。
そうすることで、笑顔を見せたときにカラフルな色が目に入り、より明るい印象を与えるというわけですね。
できる限り矯正装置を目立たせないようにと苦慮している歯科医師たちを尻目に、世の女性や子供は、マイナスの状況を楽観的に捉え、プラスに変えているということでしょう。
但し、ゴムの使用が歯の移動にマイナスに働くことも有りますので、見栄えばかりでなく
治療効果についても考えて頂くことも重要です。
当院では、できる限りその装置のメリットやデメリットについて患者様のご理解を頂いた上での矯正治療を行っております。
ご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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