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2017年4月19日

反対咬合(はんたいこうごう)とは、いわゆる「受け口」の事です。
反対咬合は、下顎が上顎よりも過度に成長する場合や、上顎の成長が少ない場合に見られます。遺伝的な骨格が原因になる事が多く、父母や祖父母に反対咬合の方が居る場合は、反対咬合になる確率が高くなります。

反対咬合は、顔の雰囲気にも影響しますので、お子さんをお持ちの方は、お子さんの反対咬合は気になるところでしょう。

反対咬合の治療は、いつから開始するのが良いのでしょうか。
反対咬合には、2つのタイプがあります。1つは「歯の傾きによって反対咬合になっている」場合、2つめは「上下の顎の大きさが違う」場合です。

歯の傾きによって反対咬合になっている場合には、永久歯の生え変わりで自然と治る事もあるので、様子を見る場合があります。

一方、上下の顎の大きさが違う事により反対咬合になっている場合には、自然に治る事がありません。顎が成長するに従って、反対咬合がひどくなってしまう可能性があるので、顎の成長が始まる頃には治療を開始するのが良いでしょう。
早ければ、3歳〜4歳から取り外しのできるムーシールドとう矯正器具を使って治療を開始する事が可能です。
ただし、矯正治療は、子どもの協力が必要です。どうして矯正治療をするのか、矯正器具をつけなくてはいけないけど大丈夫か、など子どもとしっかりと相談した上で、治療開始時期を決めていくのが良いでしょう。

3歳では、まだまだ理解が難しいかもしれません。ただ、この位の時期から、相談していただければ、お子さんの歯並びの状態・心の成長の状態をよくみた上で、適切な時期に治療を始める事ができるでしょう。

当院では、子どもの矯正治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。

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今村矯正歯科クリニック

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