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2017年4月 5日


不正咬合の中に「過蓋咬合(かがいこうごう)」という噛み合わせがあります。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんね。

過蓋咬合は、噛み合わせが深い状態で、前から見た時に上の歯が下の歯を根元まで覆ってしまうような状態です。
歯並びがデコボコとしているわけでは無いので、一見して"歯並びが悪い"とは感じにくいかもしれません。自分自身では気がつかない事も多く、検診で指摘されて気がつく事も多いものです。

過蓋咬合を治した方が良い理由は次のようなものがあります。
・ 顎関節症になりやすい
過蓋咬合になっていると、下顎が自由に動きにくくなるため、顎関節症になりやすくなります。

・ 前歯が虫歯になりやすい
上の前歯が乾燥しやすくなるため、虫歯になりやすくなります。

・ 歯周病になりやすい
下の前歯が、上の前歯の根元を裏側から常に刺激する状態なので、上の前歯が歯周病になりやすくなります。

・ 口内炎ができやすい
下の前歯が、上の前歯の歯ぐきを刺激する事によって、口内炎ができたり腫れたりする事あります。場合によっては、下の歯を削り、刺激を減らすようにしなくてはなりません。

いかがでしたでしょうか。「過蓋咬合」という言葉には、あまり馴染みが無いかもしれませんが、悪い噛み合わせのひとつとして、覚えておくと良いでしょう。

当院では、矯正治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。

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