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2017年3月 8日

矯正治療は、治療中に痛みが出る場合があります。
「なるべく痛くない治療をしたい」というのは、ほとんどの方が思うところだと思います。確かに、矯正治療は痛みを伴うものです。ただ、常に痛みがあるわけではありません。痛みの想像ばかり膨らんでしまうのは、残念な事のように思います。
矯正治療中の痛みの原因について知っていただき、少しでも安心して矯正治療に望んで欲しいと思います。

<矯正中の痛みの原因>
(1) 歯が動く痛み
矯正装置を付けると、歯の根のあたりにズーンとする痛みを感じる事があります。矯正により歯が動かされていく過程で、"歯を支える顎の骨(歯槽骨)"や歯槽骨と歯をつなぐ"歯根膜"に力がかかり、炎症を起こします。その際に、歯が浮くような重い痛みがする事があるのです。
矯正中、常に痛みがあるわけではありません。矯正装置装着直後に強く感じ、1〜2週間をピークにひいていきます。
痛みの感じ方は、人それぞれですが、常にズキズキと痛む虫歯のような痛みとはまた違った痛みになります。

(2) 食事中の痛み
先に説明した「歯が動く痛み」は、食事中に噛む時に強く感じる事が多くなります。徐々に痛みはひいていきます。特に痛む時には、軟らかめの食事メニューにするなどの工夫で、痛みが軽くなります。

(3) 装置の接触による痛み
装置は、口の中では異物です。装置が口の中の粘膜に接触する事で、口内炎ができるなどして痛みが出る事があります。いつも同じ所に口内炎ができる場合には、装置が接触する部分を改善します。

いかがでしたでしょうか。矯正中の痛みは、歯が動いている証拠です。マイナスイメージばかりが膨らんでしまう事のないよう、痛みについて不安な事がありましたら、ご相談ください。

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