舌小帯
舌を上にあげてみると、下に1本筋のようなものが通っています。これが舌小帯です。
舌小帯は人によって長さや太さが異なりますが、舌小帯の状態によっても不正咬合を引き起こす頃があります。舌小帯が短く、舌の付け根にしっかりとくっついている場合、舌を前に出したり動かすことが難しく、舌足らずなしゃべり方になったりすることがあります。
このような状態は、舌がうまく上の歯に当たらず、上あごの成長がしずらくなることがあります。すると、上あごの劣成長は、下顎の過成長を引き起こす原因となり、下顎前突、反対咬合を引き起こします。
舌小帯も、外科手術を行うことにより正常な状態に改善することが可能です。術後の痛みや違和感などが数日間ありますが、ある程度早い時期に口腔外科に相談し、治療を受けることをお勧めします。
お子様が5歳ごろになっても赤ちゃん言葉(サ行、タ行がうまく言えない)というようなことがあれば、一度歯科で相談をしてみてください。
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