きれいな歯並びにする食事
前回は、歯並びと食生活の関係についてご紹介させていただきましたので、今回は、きれいな歯並びにする食事について、ご紹介させていただきます。
歯並びがガタガタになる原因のひとつとして、現代人の顎の細さがあります。
近年の食生活の欧米化によって、咀嚼が昔ほど必要ではなくなり、顎の筋肉や骨格が発達しきれず、結果、顎が細くなったと考えられています。
顎の成長は、身体の成長に合わせ発達していきますので、子供のころにする食事が歯並びに大きく影響します。
子供には、固いものを食べさせると良い。と一般的に言われていますが、それにはきちんとした理由があります。
人は食べ物を噛むときに、歯を上下、左右に動かして噛みます。
柔らかい食べ物を噛むときには、上下の動きだけで噛んで、飲み込むことができます。
反対に、固いものを食べるときには、よく噛んですりつぶす必要があるため、上下の噛む動きとともに、奥歯を左右に動かし、すりつぶしてから飲み込みます。
噛む回数は、もちろん大事ですが、固いものを食べるときに顎を左右に動かすことが、顎の成長が促されるためには最も重要なポイントです。
普段の食事では、生野菜を少し大きめに切る、歯ごたえのある食べ物を一品追加する、和食を中心とした食事にする、というような工夫をすると良いでしょう。
当院では、お子さんや成人の方まで、幅広い年齢層の方の矯正治療をおこなっております。歯並びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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