歯並びと遺伝の関係
「歯並びは遺伝するの?」
お子さんの矯正相談などで、よく聞かれる質問です。
お子さんをお持ちで、親自身の歯並びが悪い場合には、誰もが一度は気にされることと思われます。
3才児検診や、小学校の歯科検診で、子供の歯並びを指摘され、本やインターネットで
調べ、矯正医院に相談に来られる親御さんも多くいらっしゃいます。
歯並びを決める要素はいくつかあり、遺伝の影響が少なからず関係しています。
顎の形を決めるための、骨格の大きさや、骨格の位置、その上顎、下顎に生える歯の大きさは、遺伝による影響を受けます。
骨格が遺伝することを考えると、必然的に生えてくる歯並びが遺伝の影響を受けやすいこととなります。
顎の細い骨格では、歯がきれいに並ぶスペースが足りないことから、両親どちらかの歯ががたがたなら、お子さんもがたがたになる可能性があります。
受け口の場合は、歯並び以前に、下顎が出ている骨格ですので、両親どちらかが受け口の人は、お子さんも受け口になる可能性が高くなるようです。
また、骨格や歯の大きさの遺伝的な要素だけでなく、共に生活していく中での、癖や食生活による影響も、歯並びと大きく関係しています。
両親どちらかが歯並びが悪く、お子さんの歯並びを心配される方は、一度お子さんの顎の成長を、矯正医院でチェックしてみてはいかがでしょうか。
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http://www.imamura-ortho.net/0535orthodontics-child/