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2014年10月29日

成人になってから矯正治療を始める方の目的として、大多数を占めているのが「見た目」を良くするためという事が挙げられるかと思います。

子供のころからのコンプレックスであった歯並びを治すために、自分でお金を出せるようになってやっと治療に踏み切ったという患者様も、少なくはないのではないのでしょうか。

当院へも、外見を気にして治療を開始される成人の患者様がいらっしゃいますが、そのような方はやはり、矯正装置が目立つのが気になる、という事をおっしゃる方も多いです。

以前からの矯正のイメージでは、ギラギラ光った器具を歯に付けるので目立つ。というイメージがありましたので、器具が目立つのが嫌、という事で矯正治療をためらってる方もいらっしゃるのではと思いますが、現在では器具の進化により、ほとんど目立たずに治療をすることも可能になりました。

そこで今回は、矯正治療中の見た目の問題で矯正治療をためらってる方のために、「目立たない矯正」についてご紹介したいと思います。


矯正器具を"目立たなく"させるためには、2通りのやり方がございます。

1、器具をつける位置を裏側に変える
2、器具の色を、歯と同色に近づける


本日は、上記の1、についてご紹介させて頂きます。


通常、矯正の装置は歯の表側(唇側)に設置するのが一般的ですが、どうしても装置が見えないようにして欲しいなど特殊な事情がある場合には、歯の裏側(舌側)に装置をつける"舌側矯正(裏側矯正・リンガル矯正)"という方法で治療を行う事も出来ます。

舌側矯正のメリットとしては

・装置が見えないので、人に気づかれにくい
・常に装置が唾液で洗浄されているため虫歯になりにくい

といった事が挙げられます。


逆にデメリットといたしましては、

・装置が舌側なので慣れるまで発音がしにくい
・裏側なので歯磨きがしづらく、歯肉炎になり易い
・表側からの矯正よりも費用が高い
・表側からの矯正よりも毎回の治療時間も期間も長くかかる
・上の前歯の裏側に付けた装置に下の歯が噛み込むため、噛みにくい
・この方法を行っている医院が少ないことから、転居などで転医せざるを得ない時に困る

中でも最大のデメリットは
・最大の治療の仕上げ精度が悪くなり易い

などといった事が挙げられます。

どの方法が良いかは、患者様の環境や状態によっても変わってきますので、まずは一度、矯正専門医にご相談されれ見ることをおススメいたします。


当院では、3000症例以上の経験を持ったドクターがしっかりとカウンセリングいたします。
矯正治療でご不安、お悩みの事がございましたら、ぜひ一度ご相談にお越しください。
http://www.imamura-ortho.net/

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今村矯正歯科クリニック

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