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« 矯正治療の後戻りについて ~後戻りの理由~ | メイン | 目立たない矯正装置 »

2014年10月23日

前回、前々回のブログで、矯正治療後の後戻りの理由として

 1、移動したばかりの歯の根の周りの骨が、まだしっかりと固まっていないため
 2、舌癖や口唇癖、口呼吸など、そもそもの不正咬合を引き起した原因が残っている

という事をご紹介いたしましたが、本日は最後の、

 3、治療終了後、更に顎の成長があった場合

について書かせて頂きます。


通常、顎の骨の成長は15歳~18歳ぐらいまでで成長が続きます。

子供の矯正は、この成長する力を利用して骨格を正常に修正していくという治療を行いますが、この成長のスピードや大きさを考慮せずに早期に治療を終わらせてしまうと、その後さらに顎が成長を続けてしまった時に、顎の過剰成長などにより歯並びや噛み合わせが崩れるばかりか、顔の骨格から崩れてしまう事もあります。

また、顎の成長のほかにも、矯正治療後に親知らずが生えてくるなど、お口の中の環境の変化があった場合も、歯並びや噛み合わせを崩してしまう原因となります。

二次成長が終わるまでの間はお口の中の環境が常に変化しておりますので、矯正治療が終わったからと言って油断せず、顎の成長が終わるまではしっかりと保定をし、専門家による経過観察も行っていきましょう。


子供の成長のスピードや大きさは個人差が非常に大きく、また、個性によって歯の動き方は変わってきます。

教科書通りにならないことも多々発生してしまいますので、都度、子供の成長や状態・状況に適切に対処しながら治療を行っていく必要があります。

矯正医院を選ぶ際は、ドクターの経験や実績も見た上で、ご自身に合った医院をご選択されることをおススメいたします。

当院では、3000症例以上の経験を持ったドクターがしっかりとカウンセリングいたします。
矯正治療でご不安、お悩みの事がございましたら、ぜひ一度ご相談にお越しください。
http://www.imamura-ortho.net/

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今村矯正歯科クリニック

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