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2010年4月 9日

治療中の痛みはどの程度ですか?

痛みがまったくないとはいえませんが、想像されているより痛くありません。ブラケットにワイヤーを装着すると、歯のでこぼこを治そうと持続的に歯に力がかかります。

歯が動く時には、骨の中の歯根周囲で炎症反応が生じ、それが痛みの原因となっています。そのとき、虫歯の痛みと違った歯が浮くような感じがする場合や、物をかむときに鈍い痛みを覚えることがあります。

この痛みは数日続くことがありますが、1週間くらいで消失します。当院では治療初期には極めて弱い力で歯を動かしますので、炎症の度合いが少なく、あまり強い痛みを感じることはないでしょう。

痛みの感じ方は個人差がありますが、実際に当院に通院中の方の中には、ほとんど痛くないですと言われる患者さんもたくさんいらっしゃいます。

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矯正歯科の治療期間と通院間隔はどれくらいですか?

治療の難易度、歯の動き方の個人差にもよりますが、通常の治療方法で平均2年前後くらいが一般的な治療期間です。通院ペースは1ヵ月に1回が平均的です。

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矯正歯科治療では抜歯が必要だと聞いたのですが......

治療上必要があれば抜くことはあります。

出来る限り歯を抜かないで治療することは、矯正医も患者さんも気持は同じです。アゴの大きさと歯の大きさのバランスが悪い場合、成長期の子供でしたら成長力を利用してアゴを拡大したり、奥歯を後ろへ移動したりすることで非抜歯となる可能性が高まります。これに対して成人では成長が見込めないため、抜歯する ケースが増えてきます。


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矯正歯科の治療費も医療費控除の対象になりますか?

子供:認められます。

成人:日本矯正歯科学会認定医の診断書があれば認められます。
発育段階にある子供の歯列矯正は、成長を阻害する可能性がある不正咬合を治すことが治療の目的ですから、基本的に医療費控除の対象となります。


このように、矯正治療の目的が、身体的に歯列矯正が必要であった場合は、成人でも医療費控除の対象になります。同じ歯列矯正でも、見た目を美しくすることが目的の治療費は、医療費控除の対象にならないということです。

原則的には、予防と美容に関するものは認められないとされていますが、歯列矯正する大抵の人は歯並びが悪いため、咀しゃく障害や、噛み合わせの改善を必要としています。

実際に、審美的改善が主か、咀しゃく障害の改善などが主かといった判断は矯正歯科の担当医がおこないますので日本矯正歯科学会認定医の診断書があればまちがいなく認められるということです。

医療費控除を受けるための条件は?
医療費控除は、1月1日〜12月31日の1年間に支払った医療費が10万円を越えた場合の超過分に対して適用されます。ただし、年間所得が200万円未満の場合、所得×5%を基準として超過分に対して適用されます。

なお、歯科ローンを利用した場合には、患者の手もとに歯科医の領収書がないことが考えられますが、この場合には、医療費控除を受けるときの添付書類として、 歯科ローンの契約書の写しを用意してください。ただし、金利及び手数料相当分は医療費控除の対象になりませんからご注意ください。

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上の前歯の並びだけが気になるのですが、部分的な矯正はできますか?

はい。状況によっては可能です。

とはいえ、部分矯正と言っても、問題がある歯のみに装置を付けて歯を動かすことはできません。全体の噛み合わせを考えて、装置をつける箇所を判断する必要があるからです。どの程度装置を付ける必要があるのか、治療期間にも個人差があることをご了承ください。

なお、部分矯正では噛み合わせに悪影響が出てしまうことが予想されるケースでは全体的矯正をお勧めしています。

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矯正歯科治療は何歳まで受けられますか?

矯正に年齢制限はありません。
歯槽膿漏のように歯がグラグラになっていない限り、何歳でも治療は可能です。ただし、悪い噛み合わせを何十年も放置していた結果、治療が難しくなる場合もありますので、できるだけ早く治療を開始することをお勧めいたします。

※また、一般的には子供より大人の方が治療の限界が出易く、反応も鈍いため期間が長めになるようです。

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唇側矯正と舌側矯正の違いは何ですか?

歯を動かすためのブラケットいう装置を、歯の唇側側につけるか舌側につけるかが名称上の違いです。

実際には治療中外から見えない点のみが舌側矯正のメリットで、治療期間、チェアータイム、仕上がり精度、異物感、口腔清掃、料金etc.など他のほとんどの点でデメリットと考えた方が良い治療法なのです。

特に歯科医師にとって仕上がり精度は非常に気になるところです。とは言え、患者さんのご職業上や様々なご事情からやむを得ず当院でも何人かの方は今も舌側で治療中です。

治療法や装置を選ぶ際はそれぞれの長所・欠点などを良く理解しておくことが大切です。

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いま虫歯があります。一緒に虫歯の治療はできますか?

まず虫歯治療をおこなう必要がありますので、一般歯科医院をご紹介しています。また虫歯がみつかった場合、矯正装置を付ける前に虫歯を治療する必要があります。

当院は矯正専門の歯科医院であるため、虫歯治療はおこなっておりません。患者さんのかかりつけの歯科医院あるいは、当院が信頼できる歯科医院をご紹介して先に治療していただきます。これは抜歯に関しても同様です。

当院で虫歯治療を行わない理由は、日々虫歯治療をおこなっている歯科医にお願いするほうが、患者さんにとってメリットが大きいと考えているからです。同じ歯科医でも専門分野があります。

治療内容によって、その道のプロにお願いすることが、患者さんにとって最善の治療法だと思います。内科の専門医が心臓外科手術を行わないことと同じだとイメージしていただければわかりやすいかと思います。

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