矯正器具の外し方
歯科矯正で一般的に行われる「ブラケット矯正」では、ブラケットと呼ばれる矯正器具を歯に接着し、ブラケットに取り付けたワイヤーを引いたり緩めたりすることで、歯を動かします。
そのため、ブラケットは、かなり強い力で引かれたとしても歯にしっかりと貼り付けられ、治療中に外れないようにしておかなければいけません。
その反面、しっかりと貼り付いていればいるほど、治療後にブランケットを外す作業で大きな力が必要だということです。そのため、接着されている歯に大きな力が加わり、ときには痛みを伴うこともあります。(特に奥歯は、矯正を行うための支点としての役割を担っていますので、矯正器具が他の歯以上にしっかりと取り付けられています)
ただし、ブラケットを外すときの痛みは、力を小さくすることで軽減することが可能です。もちろん、小さな力では簡単に外れませんが、てこの原理や接着剤の特性を知ることで、かける力を小さくすることができるのです。特に、多くの歯科矯正を経験した歯科医師なら、長年の経験から、角度や力加減を調整することで、患者様の感じる痛みを軽減することができるでしょう。
また、ブラケットを外したあとには、どうしても接着剤が残ってしまいます。それは削り取るしかありません。このときに、歯まで削ってしまわないようにしなければいけません。
当院では、3,000症例以上の矯正治療を行った医師が、その経験を生かした最適な治療を行っております。ご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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