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2017年4月12日


普段何気なく行っている、癖。もしかしたら、その癖が悪い歯並びをつくっている事があります。歯並びは、舌とお口の周りの筋肉に押されるようにして、その中央に位置するように並んでいます。様々な癖により、歯に異常な負荷がかかると、その力によって顎の骨の形が変わり、歯並びが悪くなります。

次のような癖がある場合には、注意が必要です。
(1) 指しゃぶり
指しゃぶりを長く続けていると、出っ歯や開咬(かいこう)になりやすくなります。3歳くらいまでの指しゃぶりは、成長段階での行為ですので、心配は入りません。4歳〜5歳になっても、長時間指しゃぶりをする癖がある場合には、歯並びに影響をする事あるので、早めに止めさせるように促す必要があります。

(2) 口呼吸
口呼吸をしていると、長時間、口を開けっ放しにしている事が増え、常に下顎と舌の位置が下がっている状態になり、顎の幅が狭くなったり、前歯が前方に出やすくなったりします。
また、歯並びが悪いと、口をうまく閉じる事ができずに、口呼吸になるという逆のパターンもあります。

(3) 舌唇を咬む癖
下唇を咬む癖があると、出っ歯や下の歯並びの凹凸の原因になります。

(4) 舌を出す癖
物を飲み込む時に、舌を出す癖がある場合、開咬になりやすくなります。開咬とは、奥歯を噛み合わせた状態の時に、前歯が噛み合なくなる状態です。

(5) 物を咬む癖
シーツや、爪などを咬む癖がある場合は、前歯が目に引っ張られる力が加わり、前歯がずれたり、前歯の1本が飛び出たような歯並びになります。

(6) 頬杖
頬杖は、特定の歯に負荷がかかったり、顎を歪ませたりして、奥歯の噛み合わせを悪くします。また、うつ伏せや横向きで寝る癖がある場合も同様に、奥歯の噛み合わせが悪くなる事があります。

いかがでしたでしょうか。普段何気なくしてしまっている"癖"。歯並びに悪い影響を与える事があります。ご自分の癖はどうでしょうか。何か当てはまる場合には、もしかしたら歯並びに影響しているかもしれません。

当院では、矯正治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。

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今村矯正歯科クリニック

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