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2017年2月15日

子どもの指しゃぶり。小さな乳幼児の場合は、指しゃぶりをする事は、成長において自然な事です。しかし、4歳・5歳になっても、長時間指しゃぶりをしているとなると、歯並びに影響する可能性があるので、注意が必要です。

指しゃぶりは、歯並びへの影響は次のようなものがあります。
(1) 開咬(かいこう)
奥歯で噛んだ時に、上下の前歯が噛み合ない状態です。指をくわえている時間が長いために、上下の前歯の間に隙間が出来てしまっています。

(2) 上顎前突(じょうがくぜんとつ)
いわゆる出っ歯です。特に親指を指しゃぶりする癖のある場合、親指で、上顎を前方に押す力が働くため、上顎前突になりやすくなります。

(3) 交叉咬合(こうさこうごう)
上の歯列の幅が狭くなり、奥歯の噛み合わせが横にズレてしまった状態です。

長時間の指しゃぶりは、歯に通常ではかからない力が加わり、悪い歯並びをつくってしまいます。

また、指しゃぶりは、歯並びだけでなく、口の機能への影響を及ぼします。
発音が不明瞭になり、タ行やサ行が上手く発音できなくなったり、食事をする時に口が開いたままになったり、舌たらずな話し方になるなどです。

とはいえ、指しゃぶりをする事で、精神的安定を得ている子どももたくさん居ます。3歳頃までは、成長過程として見守り、3歳を過ぎたら、理解力が高まるので、子ども自身に指しゃぶりと止める目標を作ってもらうなど、工夫して止めていけるように促すのが良いでしょう。

当院では、矯正治療・指しゃぶりなどの癖の相談を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。

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