深すぎるかみ合わせ
過蓋咬合、ディープバイトと呼ばれる歯並びで、かみ合わせが深く、上下の歯でかみ合わせたときに下の歯が完全に隠れてしまう状態です。
遺伝的要素が大きい不正咬合ですが、乳歯の早期喪失が原因で起こることもあります。
この不正咬合は、一見歯並びに問題がないように見えるため、気がつかないで過ごされている方も多くいらっしゃいます。
ですが、深すぎるかみ合わせは、上あごの歯茎が見える、ガミースマイルを引き起こしたり、下の前歯が上の歯茎を傷つけてしまう、顎関節にトラブルが起きやすいなど、審美面以外での問題を起こします。
特に顎関節のトラブルが起きやすく、10代で重度の顎関節症を引き起こし、開口障害などを抱え、矯正に来院されたケースもございます。
また長年、深い咬合を放置していると、40代以降に歯周病進行が早まる原因となったり、額関節の痛みが出てきて苦労することもあります。
深すぎるかみ合わせは、今は問題を感じていなくても、だんだんとトラブルの原因になってきます。
お心当たりのある方は一度矯正専門医でのご相談をお勧めします。
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