«  2016年11月 6日 - 2016年11月12日  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2016年11月 9日

受け口やしゃくれなどと言われるかみ合わせ。
歯科では反対咬合、下顎前突などと呼ばれます。


このかみ合わせは幼児期にすでにかみ合わせに問題が起きていることが多いのですが、幼児期にはまだ顎骨の成長が少ないため、受け口、しゃくれと言った顔の見た目での影響が出ておらず、あまり気にしていないというケースがあります。


ですが、受け口は顎の成長が始まる前に矯正治療を行うことが重要です。
顎の成長期の前に、正しいかみ合わせに矯正しておくことで、顎の成長を正しく誘導することができます。
実際に当院での症例写真をご覧いただくとわかりやすいのですが、顎の成長が終わった永久歯列で受け口の治療を行っても、口腔内でのかみ合わせは改善されますが、すでに下顎に過成長、上顎に劣成長が起こってしまっている場合には、見た目のしゃくれた印象を大幅に改善することはできません。(それでももちろん正しいかみ合わせに矯正することにメリットがありますが)見た目の改善のためには顎の骨を切るような外科手術が必要になってしまいます。


矯正専門医の間では「受け口は3歳から」ともいわれており、それくらい反対咬合は早目に治療を開始することが重要視させています。


受け口には遺伝的要素も多いため、ご両親のどちらかにそのような傾向の見られる場合にはお子様がまだ小さくても、一度矯正相談にいらしていただくのがお勧めです。


ぜひ、当院の症例紹介ページもご覧ください。
当院の紹介はこちら
http://www.imamura-ortho.net/

« 2016年10月30日 - 2016年11月 5日 | メイン | 2016年11月13日 - 2016年11月19日 »

今村矯正歯科クリニック

今村矯正歯科クリニック

歯科に関する情報をブログで発信していきます。 ぜひご覧になってくださいね。

今村矯正歯科クリニック
http://www.imamura-ortho.net/