歯列不正と遺伝
お父さん、お母さんの歯並びが悪いと、子供の歯並びはやはり悪くなってしまうのでしょうか？
歯列不正には、顎の大きさや歯の大きさ、顎骨的な下顎前突に関しては、遺伝的な要因が大きいといわれています。
ご両親の歯並びがお二人とも悪い場合にはお子様の歯並びにも問題が出る可能性が考えられますので、早目に矯正相談にいらしていただくと良いかもしれません。
ですが、歯列不正には遺伝だけでなく、舌癖や虫歯による歯の早期喪失、食生活による顎の劣成長が原因で起こることもあります。
ご両親の歯並びが良くても、お子様だけ歯並びに問題が起こるという可能性も十分あり得ます。
歯並びが悪くなるかどうかは、永久歯列が生えそろうまではっきり分からないこともありますが、混合歯列期（生え換わりの時期。小学生ごろ）には矯正専門医を受診いただければ今後どのような歯並びに成長していくかはある程度診断することができます。
学校の歯科検診で歯列不正を指摘された場合などは早目にご相談ください。
歯列不正は遺伝的なもの、非遺伝的なもの、どちらも可能性があります。
お子様の歯並びに気になる点がある場合、ご両親の歯並びが悪く、子どのも歯並びが心配という方はぜひご相談ください。
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