矯正中の歯の痛み(2)
矯正中の歯の痛みは、主に歯が動くために起こる痛みですが、それ以外にも痛みを感じることもあります。
歯に装置が装着されるため、それが口腔粘膜に当たって痛かったり、口腔粘膜が矯正装置の刺激に慣れるまでには口内炎ができることなどもあります。
装置が粘膜に当たって痛む場合には、装置の形を工夫したり、装置の先端にワックスをつけて対応します。
口内炎ができやすい人は、初めのうちは口内炎でお悩みになるかと思いますが、徐々に口腔粘膜も、矯正装置の刺激に慣れてくるためだんだんと口内炎はできなくなってきます。
もう一つ、よくある痛みは、歯の位置が動き、かみ合わせが変わってくるため、上手く噛むことができずに誤って頬粘膜(頬の内側)を噛んでしまうことがあります。
これも徐々に慣れてはいきますが、矯正治療中にはどんどんかみ合わせが変わっていきますので注意して食事した方がよいでしょう。
痛みがひどい場合には、痛み止めや口内炎、傷に対してのお薬もございます。
矯正治療中のお痛みは無理をせずにご相談ください。
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