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2015年9月16日

子供の歯列不正の原因について、生活習慣や遺伝、虫歯などについて以前からお話してきました。


子供の歯並びは成長とともに変わっていき、このまま歯並びが悪くなってしまうのか?成長とともに治っていくのか、判断が難しいものです。
実際に、矯正専門医を受診しても「経過観察」と言われ、また1年後の受診を勧められることなどもよくあります。


ですが、次のような場合は早めに矯正専門医を受診していただきたいと思います。

(1) 顎が横にずれている。
(2) 口元の癖がある。
(3) 受け口、出っ歯など、見た目に明らかな所見がある。
(4) 永久歯の前歯が凹凸になってきた。

このような場合は、問題に気が疲れた時点で早めにご相談していただくのが良いと思われます。


特に、(1)(3)の場合。
骨格の成長過程でその症状がさらに悪化していくことが考えられます。
受け口など、上あごに対して下顎が明らかに長くなってしまっているケースだと、歯並びを治すだけでは受け口を改善することができず、顎の骨に対する手術を行わないと噛みあわせが改善しないような状態にまでなってしまう可能性があります。
これも以前にお話ししましたが、顎骨が原因の受け口は、遺伝するケースが多いので、ご両親のどちらかが受け口の場合はお子様の咬合に注意し、早めに矯正専門医での相談をされておくことが望ましいでしょう。


今村矯正歯科クリニック「小児矯正を受けるタイミング」
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