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2015年6月17日

前回は、失敗しない矯正治療に必要な、矯正医との信頼関係について、ご紹介させていただきましたので、今回は、患者さん側の協力不足による、矯正治療の失敗について、ご紹介させていただきます。


一般的に矯正治療を開始するときには、治療計画を立て、おおよその治療期間を決めたうえで治療をスタートしますが、スムーズに治療が進まないことがあります。


矯正医の指導通りに、矯正装置を使用できない場合には、計画通りに、歯が動かないということがあります。


矯正治療の中盤から、終盤にかけて、奥歯の上下のかみ合わせの調整や、前歯の出っ歯を収める治療をするときに、矯正用の小さな輪ゴムをかけていただくことがあります。


このゴムは、食事や歯磨き中以外は基本的にかけていただき、食事や歯磨きが終わったら、新しいゴムに取り換えて使用します。基本的に1日12時間以上つけていないと、矯正治療の効果が得られません。


ゴムをかける場所によっては、会話のときに人から見えることがあり、日中は使用しない患者さんもいらっしゃいます。しかし、きちんとゴムをかけている患者さんとそうでない患者さんと比べると、治療の進み具合に大きく差がでます。

また、歯磨きが不足しているため、虫歯治療や歯肉炎の治療で、矯正治療を中断してしまうと、少し装置を外している間にも、せっかく移動した歯が後戻りしてしまうことがあります。


このように、患者さんの協力不足により、治療が思うように進まず、矯正治療に失敗したと思われる患者さんも、残念ながらいらっしゃいます。


このようなことにならないためにも、矯正治療には、患者さんの協力が必要であると、カウンセリングの際にしっかり伝え、理解してもらうことが、矯正治療の失敗を防ぐためにも重要です。


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今村矯正歯科クリニック

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