2015年2月 7日

前回自然に歯並びが悪くなる原因として、親知らずと噛み合わせについて書かせていただきましたので、今回は歯科治療の中断によっておこる歯並びへの影響をご紹介させていただきます。

虫歯や歯周病が原因で残念ながら歯を失った場合、インプラントやブリッジ、差し歯などの人工の歯をいれる治療をします。

しかし、仕事が忙しい、通うのがめんどくさくなったなどの理由で抜歯後しばらく放置したり、仮歯が取れてしまってもそのままにされる患者さんがおられます。

通常、歯は両隣の歯と隙間なく支え合っており、一本抜けると１～３ヶ月であっという間に歯が動いてしまいます。
歯と歯の間に隙間ができたり、噛み合わせによっては歯が斜めにずれてくることもあります。

仮歯の長期間による使用も注意が必要です。
プラスチックの樹脂で作られた仮歯は見た目の違和感はありませんが、耐久性がないため、長期間使っていると次第に磨り減っていき、周りの歯に負担をかけ、噛み合わせのずれから歯並びに影響することもあります。

奥歯が一本なくなるだけで、前歯の歯並びに影響することもありますので、きれいな歯並びを保つためにも、治療は最後まできちんと受けましょう。

当院の紹介はこちら
http://www.imamura-ortho.net/

よろしくお願いいたします。