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2014年9月25日

前回、青ゴム(セパレーティングゴム)を付けるときの痛みについてお話しいたしましたが、今回は、実際に矯正装置を装着し、歯を動かす時に生じる痛みについてお話しいたします。

矯正装置を付けたときも、青ゴムを入れた時と同様に歯が動くので、通常は痛みが生じます。

装置を付けたときから約3-4時間後ぐらいから痛みはじめ、1週間もすると痛みはなくなってきます。

この痛みは、歯を動かすために装置で歯に力を加えることにより、歯と骨の間の組織が圧迫されて炎症がおきることにより感じるものですが、この炎症が起こることによって圧迫された側の骨が吸収されて歯が動き始めるので、この痛みはいわば、歯が動いている証拠とも言えます。


この痛みへの対処法としましては、 装置から歯に加わる力を弱くしてあげることが重要です。

具体的には、形状記憶合金を用い弱い力を持続的に加えることや、 装置とワイヤーとの間の摩擦を極力抑えてワイヤーの力を歯の移動に有効に伝えるよう工夫する事も、痛みを軽減するための手段として有効です。

また、この痛みは、個人の感覚はもちろん先生のやり方や矯正の手法によっても違ってきます。


当院では、矯正治療の痛みを減らすために様々な取り組みを行っておりますので、矯正治療には興味があるけど痛みが心配、という方は是非一度ご相談ください。

症例数3000症例以上、当院の痛みの少ない矯正治療はこちら
http://www.imamura-ortho.net/0520no-pain/

矯正治療には興味があるけど、「矯正治療は痛い」という噂を聞いて、治療をあきらめてしまっている人も多いのではないでしょうか?

矯正治療で感じる痛みにはかなりの個人差があり、中には全く痛くなかったという方も多くいらっしゃいます。

ですがやはり、矯正治療に痛みが伴う、という事は事実ですし、矯正治療というものが多くの人にとって未知の世界であるがゆえに、「痛い」「不安」「怖い」というイメージも強く根付いているのではないでしょうか?

矯正治療に伴う痛みは、抜歯をした時や歯の神経を取った時の痛みとは違い、激しい痛みが続くようなものではありません。

また、痛みを感じるタイミングはある程度限られています。

その痛みがどのタイミングで、なぜ起きるのか?また、どの程度の痛みがどのぐらい続くのかをご理解いただき、ご納得いただければ、矯正治療に対するイメージも変えて頂けるかと思いますので、ここからは矯正治療中の痛みについてご紹介していきます。


通常、歯列矯正で「痛い」と感じられるものには、主に以下のものがあります。

1、青ゴム(セパレーティングゴム)をつけるとき
2、矯正器具をつけ、歯が移動するとき
3、矯正装置がほっぺに当たって口内炎が出来たとき

本日は、上記の1についてお話しさせて頂きます。


セパレーティングゴムとは、歯に矯正装置を取り付けるに際、歯に隙間がないと矯正の装置が取り付けられないので、矯正装置をつける3日前~1週間前に、奥歯の歯と歯の間に隙間を作るために取り付ける青いゴムのことを言います。

この青ゴム、たかがゴムではありますが、実は「矯正治療の中でも一番痛かった!」という人も少なくありません。。。

歯と歯の間を広げるために歯を動かしていますので、歯の根の周りを取り巻く歯根膜が炎症反応を起こし、痛みが生じてしまいます。

ゴムをつけた直後はあまり痛みが無いのですが、その日の夜からじんじんと痛み出してくる場合が多く、通常、1-2日で痛みは治まります。

対処法と致しましては、スルメやソフトプレートのような、硬くて弾性があるものを噛むと、痛みが軽くなります。

また、痛みが激しい時は、無理をせず、痛み止めを服用してください。

また、どうしても痛みに耐えられない、という方は別のやり方が無いか、担当医に相談してみましょう。


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2014年9月13日

お子様の矯正は、顎や歯の成長のバランスを整るための1期治療と、歯の位置を細かく整えてしっかりかみ合わせを安定させる治療の時期が2期治療(歯列矯正)に分けられます。

"子供の矯正"というと主にこの1期治療を指している事が多いのですが、この1期治療は永久歯が生え揃う前の、あごの骨がまだ柔らかくこれから成長していくお子様だからこそできる治療であるため、一般的には、「矯正は出来るだけ小さいうちから治療を開始した方が良い結果が得られる。」と言われています。


ただ、その子の矯正治療への理解力や心身の発育状態によっては、しばらく成長を待ってから始めたほうが良い場合もございます。

なぜなら、幼児期の場合は、本人は分けも分からずに周囲の大人達の思惑でむやみに早く治療を始めてしまうと、治療期間も長くなり、肉体的にも精神的にもお子様に大きな負担をかけてしまうことになってしまうからです。


とは言え、歯並びの異常を放置してしまうと、顔の形の歪みや発音障害を招いたり、心の問題に発展してしまう場合があります。

また、成人になってからでも治療は可能ですが、第1期から治療をした場合に比べ、抜歯の可能性が高まり、治療もより複雑で難しくなります。


まずは、治療が必要かどうか、また必要な場合はいつから始めたほうが良いのかという判断のためにも、なるべく早い段階で矯正専門医の先生に診てもらう事をおススメします。


3000症例以上の経験をもった矯正専門医による、お子様の矯正はこちら
http://www.imamura-ortho.net/0535orthodontics-child/

2014年9月12日

俗にいう「受け口」あるいは「しゃくれ」とは、 反対咬合・下顎前突のことで、上の前歯よりも、下の前歯の方が前に来ている状態を言います。 

 
かみ合わせが通常の逆になっているので外から見たときもはっきりと解ってしまい、いじめの対象になってしまうことも見かけます。 

また、サ行やタ行の発音が上手くできない。かみ合わせが悪く、食べ物がしっかりと噛めない。などと言った、日常生活にも支障が出てしまうばかりか、 下顎が成長し過ぎると顎の手術まで必要になってしまうケースもありますのでなるべく早期での治療をお勧めしております。 

ではなぜ、このような症状が起きてしまうのでしょうか? 
その原因はさまざまなですが、今回はその中の主な2つをご紹介いたします。

1、クセ 
舌の使い方を、普通と違う使い方を覚えてしまうと、乳幼児期の骨格は変わってしまいます。そしてその歪みが、受け口に繋がってしまう場合があります。 

 2、親からの遺伝
 下の顎が大きい。上の顎が小さい。という成長のアンバランスは受け口の方には決まって認められることですが その大きな原因の一つに遺伝があります。 

本人ではどうしようもないことですが、このような方ほど早期の治療が必要なのです。 


 受け口の治療法は原因によっても変わってきますので、まずは、原因となっている要素を知ることが大切です。 

また、いずれの場合にも矯正治療によって改善が可能ですので、まずは専門医に相談してみることをお勧めします。

キャリア40年、3000症例以上の経験をもった、矯正専門医の受け口の症例はこちら

http://www.imamura-ortho.net/05merit/0540case/post_29.html

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今村矯正歯科クリニック

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