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2010年8月19日

「装置が見えるのがイヤ」という方へ

「装置が見えるのがイヤ」という方へ

「人から見えない矯正装置ってないんですか?」「矯正装置を付けていて恥ずかしい思いをしたくない」――最近、多くの患者さんからこういった質問をいただくようになりました。中には装置が目立つことを理由に、矯正歯科治療を諦めてしまった方も多いと聞きます。

今や医療技術が進歩し、次々と目立たない矯正装置が開発されています。このページでは、目立たない矯正装置についてご説明します。

【セラミックブラケット】歯となじむ。白い矯正装置
【リンガルブラケットによる治療】
【床装置、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置、マウスピース型矯正装置(インビザライン)】

 

【セラミックブラケット】歯となじむ。白い矯正装置

セラミックブラケット従来の矯正治療では、銀色の金属製の装置が主流でした。しかし近年、金属を半透明で目立ちにくいセラミックに変更した、新しい矯正装置が登場しています。

この装置は「セラミック ブラケット」とよばれ、歯に装着するパーツが白いセラミック(陶器)でできているため、歯とよくなじみ、目立ちにくいのが特徴です。金属製に比べ欠け易い点がありますが、仕上がりには影響ありません。
 

【リンガルブラケットによる治療】

リンガルブラケット歯の裏側に装置をつけるため表からは見えず、人知れず治療を受けられることを謳い文句にした治療法です。一見患者さんの強い見方のように思われますが、実は大きな落とし穴がありますので注意が必要です。

治療中の外観面でのメリット以外は通常の表側治療法に対しすべての点でデメリットと考えた方が良いようです。特に仕上がり精度はかなり見劣りがするケースが多いため当院では特殊な事情がある方以外はお勧めしていません。
 

【床装置、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置、マウスピース型矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)】

床装置、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(クリアアライナー)、マウスピース型矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)これらの装置の特徴は患者さん自身が簡単に着脱できる簡便なものですが、やはりこれらの装置にも治療効果の点で大きな疑問符がつきます。
取り外し式なだけにその効果は限定的で患者さん本人の使い方に委ねられるため不安定なものになりがちです。

そもそもがこのような装置はそれほど高い能力を持ったものではないため、使用する場合でも矯正専門医はあくまでも補助の装置として利用しています。

スピードよりも、「仕上がり」を重視します

スピードよりも、「仕上がり」を重視します

当院の矯正治療では、多くの患者さんが1年半~3年で治療を終えています。平均的には約2年程度で治療が終了できるように心がけています。ただし、成長期のお子さんの場合は、成長期の期間がプラスされます。

矯正はスポーツと違って、スピードを競うものではないと考えています。矯正治療の最終的なゴールは、バランスの良い噛み合わせに導くこと。スピード ばかりを重視して、噛み合わせが不安定なまま治療を終えてしまえば、治療にかけた時間・費用がムダになってしまいます。ですから、最善の治療により最善の結果を出すためにも、ある程度の期間が必要であるとご理解ください。

もちろん、患者さんの「一刻もはやく早く治療を終えたい」という気持ちは良く理解しているつもりですが、歯科医師として患者さんの20年後、30年後の身体の健康を考えると、スピードよりも完成度を最優先すべきだと考えています。

初診

初診矯正治療の概略、進め方、現在の口の中の簡単なご説明をいたします。歯並びに関する悩みや、矯正治療に対しての不安や疑問に思っていること、費用・期間などを何でもお聞きください。

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検査

検査レントゲン写真、歯や顔の写真撮影、歯の型採りなどを行ない、歯並びや噛み合わせ、顎や顎関節などの状態を精密に検査します。

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診断

診断精密検査の結果をもとに、現在の歯の状態と、治療計画・期間・費用などのご説明をおこないます。そのうえで患者さんのご希望をお聞きして、最終的な治療方法を決めていきます。

治療の必要な虫歯のある方は、装置装着前のこの時期に治療しておいていただきます。治療方針や費用等にご納得いただけますと、治療スタートとなります。

その後矯正治療中や治療後に虫歯や歯周病にならないために、正しい歯みがきの練習を行ないます。装置をつけたあとも、定期的に歯みがき指導と、クリーニングをおこないます。
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開始

開始さまざまな装置を使って、歯並びや噛み合わせを整えていきます。成長中の経過観察期間では2~6か月に1回、永久歯の移動中は通常毎月1回の通院が必要になります。より確実に、より早くより良い結果を得るためには治療にご協力頂きながら最後までしっかりと通院されることが基本となります。

◆患者さんのアゴの発育具合や歯並びの状態によって、治療開始時期や治療期間は異なります

幼児期
噛み合わせに大きなずれがあり、アゴの変形が心配な場合では早めの治療をお勧めします。数か月で大きな治療効果が期待できる時期です。

第1期治療(小学生ごろ)
その子の成長に合わせての治療なので期間は本人の歯やアゴの成長次第となります。通常は、永久歯が生えそろう12~13歳頃まで観察していきます。
本人の成長力を生かすことが可能な時期ですので最適の治療開始時期といえます。

第2期治療(中学以降~成人)
歯の移動のみの治療ですが、歯の動きには個体差があるため始めにはっきりと期間設定はできません。仕上げには通常2~3年を要します。

保定開始

保定開始歯が移動し矯正装置を外したあとは、移動した歯が骨の中で安定するように、保定装置を使います。保定装置は「リテーナー」とも呼ばれ、歯が移動した場所からずれてしまうことを防ぐ装置です。根の周囲の骨が固まり次第、治療完了となります。

"非抜歯矯正"とはどういうことかご存知でしょうか?

非抜歯矯正とはどういうことかご存知でしょうか

永久歯の総数は32本。これはなんと原始人と同数なのです。
強大なアゴを持った原始人は全ての永久歯が余裕をもってゆったりと並んでいました。

一方、進化の進んだ現代人のアゴは退化が著しく、とても全部の歯は収まりきらなくなってしまいました。特に親知らずは萌えきらず埋まってしまうことが多いのです。

つまり現代ではアゴや歯の大きさが標準であれば永久歯28本でつり合うということです。一般に"非抜歯矯正"というと、親知らず以外は抜歯しない"28本以上"のことを言うのです。
矯正が必要な方の多くはアゴと歯の大きさがつり合っていないため、中にはやむを得ず"24本仕上"にせざるを得ないケースも出てくるのです。

とはいえ、抜歯は非常に重い処置ですので、当院では"抜歯はあくまでも最後の手段"をモットーに、可能な限り非抜歯を追及しています。
アゴの成長が期待できる子供のうちに治療開始することが、非抜歯のためにもキーポイントと言えます。

実は、抜歯にもメリットがあります

実は、抜歯にもメリットがありますしかしながら、無理に非抜歯で矯正治療を進めた結果、治療後に口元の前突感が生じてしまったり、後戻りなどの不具合が発生してしまう場合があるのも事実です。抜歯か非抜歯かに関しては、患者さん個々のケースに応じて、総合的、長期的な視野に立って判断することが大切というわけです。

もちろん、最終的に抜歯するかどうかは、メリット・デメリット等を十分にご説明の上で、患者さん自身にもご判断していただくようにしています。患者さんとの同意ない治療は、決しておこないません。

弱い力で歯を動かす。痛みの少ない矯正治療

弱い力で歯を動かす。痛みの少ない矯正治療

「歯列矯正はどのくらい痛いのでしょうか」――カウンセリングにいらっしゃる患者さんから、よくこんな相談をいただくことがあります。矯正治療は装置の圧力 で、歯を移動させる治療方法ですから、患者さんによっては歯が浮いたような痛み・不快感が出るケースがあります。

そこで、当院では患者さんに快適に矯正治療を続けてもらうために、痛みを減らす様々な取り組みをおこなっています。

たとえば治療スタート時、当院では治療初期には極めて弱い力で歯を動かします。こうすることで炎症の度合いが少なく、あまり強い痛みを感じることはありません。患者さんによってはこの痛みは数日続くことがありますが、長くても1週間くらいで消失します。

痛みの感じ方は個人差がありますが、当院に通院中のかなりの患者さんからは、「ほとんど痛みは感じない」とおっしゃっていただいています。

数多くの矯正治療に携わってきたエキスパート

数多くの矯正治療に携わってきたエキスパート

その道のプロではない限り、一般の患者さんがドクターの技術を推し量ることは難しいものです。そんな不安から、「どの医院を選べばいいのか分からない」と悩んでいる方はいませんか?そこで目安となるのが、「専門医」といった専門学会による認定資格や、症例数などの経験です。

このページでは、当院院長/今村正史の技術力・治療へのこだわりをご紹介します。

数多くの治療に携わってきた矯正「専門医」
噛み合わせを重視。全身の健康を考えた矯正治療
患者さんと良好な信頼関係を築く
【スタンダードエッジワイズテクニック】オーダーメイド治療で精密にコントロール

 

数多くの治療に携わってきた矯正「専門医」

3500症例の治療に携わってきた矯正「専門医」渋谷で開業して、約40年。当院院長/今村は現在まで数多くの歯並びを治してきました。難症例から、小さなお子さん・年配の方の症例まで、数多くの歯並びを改善してきた実績があります。

また、高い認定基準から取得するのが困難とされる、日本矯正歯科学会による「専門医」の資格を持ったドクターであることも忘れてはなりません。「専門医」と して認められるには、高い技術レベルと豊富な経験、そして深い専門知識が必要です。現在、「専門医」は全国の矯正歯科治療をおこなっているドクターのわずか1.3%(260人)しかおりません。
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ちなみに、専門医になるための試験の合格率は、平均して約50%。資格取得後も、5年ごとに症例を提出し試験に通らないと更新できない、厳しい資格です。「全国で矯正歯科治療をしているドクターの頂点に立つ存在」―それが、「専門医」の資格を持ったドクターです。又、学会認定資格には「認定医」「指導医」「専門医」の三種があります。

認定医になるためには?
「認定医」は、5年以上「日本矯正歯科学会」に属し、学会が認めた大学の附属病院や矯正歯科医療機関において矯正臨床の5年以上にわたる経験が必要です。また、学術誌に報告を発表。審査に合格した者に与えられます。矯正治療をおこなっている歯科医師約20,000人中、認定医は約2600人います。

指導医になるためには?
「指導医」になるためには、12年以上の矯正治療経験をもち、認定医取得後大学病院で3年間の教育歴がなければ取得できない資格です。現在、日本矯正歯科学会指導医は、全国に約570人います。とはいえ、指導医は新人矯正医に矯正学と治療の基本を教えるプロであり、矯正治療のプロではありません。

専門医になるためには?
「専門医」とは「認定医」「指導医」よりも、臨床医としてさらにハイレベルな資格です。専門医になるためには、認定医であり認定医資格を取得後に5年毎に行われる更新試験に2回以上合格している者に専門医受験資格が与えられ、最近10年以内に矯正臨床に関する論文、著書または学会発表があること、さらに加えて提出症例審査に合格することが必要です。 

噛み合わせを重視。全身の健康を考えた矯正治療

噛み合わせを重視。全身の健康を考えた矯正治療「歯並びや、口元を美しく見せたい」。そんな悩みから、相談にいらっしゃる患者さんが多くいらっしゃいます。もちろんそれも大切なことです。しかし当院では矯正治療は、歯並びのみの治療ではなく、噛み合わせの改善を主目的とした治療だと考えています。

噛み合わせが悪いと、様々な箇所に負担がかかってしまいます。たとえば、噛み合わせがずれたまま噛んでいると、アゴの関節に無理を強いることとなり悪い影響を与えます。こうしたバランスの崩れが全身にも波及すると、首の痛みや、全身の倦怠感へとつながる場合もあるのです。

特に最近、「アゴを開くたび音がする」「口が開かなくなることがある」といった関節の問題を抱えている患者さんが多くいます。噛み合わせは、体の健康を維持するうえで1つの重要な構成要素なのです。当院では、レントゲン検査・噛み合わせチェックなど、綿密な診断を実施し、機能面を第一に考えた治療をおこなっています。

<矯正治療のメリット>
◆ずれた歯並びや噛み合わせを整えることで自分の歯を十分に生かすことができる
◆バランスが回復され、より質の高い健康の獲得が期待できる
◆歯磨きが容易になり虫歯や歯周病の予防の効果が大きい
◆機能面の改善ばかりでなく、審美的改善による口元に関するコンプレックス解消などの心理面での改善も大きい

<矯正治療のデメリット>
◆比較的長期にわたる
◆健康保険が適応できないため、費用の自己負担が大きい
◆矯正装置(異物感、外観など)に対し我慢が必要
◆歯の移動中の痛み(装置装着後3~4日がピークで以後は薄れます)
◆食事の仕方や食後の手入れに十分な注意が必要
◆症状によっては抜歯が必要なこともある
◆治療後再びずれるケースがある(ずれやすい場合は対策が必要)
 

患者さんと良好な信頼関係を築く

患者さんと良好な信頼関係を築く当院のモットーは、「患者さんと良好な信頼関係を築く」ということ。矯正治療はある程度の期間が必要な治療ですから、何でも気軽に話せる関係になることは重要になってきます。

そのために、当院ではただ機械的に淡々と治療をこなすことはありません。世間話をしたり、患者さんが学生ならクラブ活動や学校の話をしたり......。治療とは、人と人との関わり合いですから、少しでも患者さんとの距離が短くなれるよう最大限、努力をしています。

またこうした何気ない会話の中からでも、患者さんの悩んでいること・疑問に思っていることを、見つけ出すこともできます。一見意味のなさそうなやり取りも、総合的に見れば、治療と関わってくるのです。
 

【スタンダードエッジワイズテクニック】オーダーメイド治療で精密にコントロール

エッジワイズテクニック当院が採用しているのは「スタンダードエッジワイズテクニック」という矯正法です。この方法は、フルオーダーメイドスーツといったところ。手間がかかるぶん、一人ひとりの患者さんに合わせて、緻密に歯を動かせるのが特徴です。

一般的に、エッジワイズ法には、大きく分けて2つ あります。ひとつめは「ストレートワイヤー法」、そしてふたつめが「スタンダードエッジワイズ法」です。前者は、いわば既製品のスーツ。患者さんの症状を 平均化し、あらかじめ曲がったワイヤーを使って歯並びを改善します。術者にとっての簡便さから、急速に普及しているテクニックです。

一方後者は、オーダー メイドのスーツのようなもの。患者さんの歯の形態に合わせて"ひねり"や"ループ"など、ワイヤーに細かい調整を加えながら治療をおこなう方法です。

「スタンダードエッジワイズ法」は、手間がかかる治療法ですが個々のケースの状態に応じて適切な対応が可能となり歯並びを精密にコントロールできるので、仕上がりが自然であり安定しているのが特徴です。

つまり手抜きの無い"手作りの治療法"なのです。

ちなみに、この技術の習熟には長い訓練や、センスが必要とされています。事実、「スタンダードエッジワイズテクニック」を採用しているドクターはほんの一握りです。

エッジワイズテクニック
1978年にアメリカ アリゾナ州ツーソンに本部を置くTweed Foundation(Charles H. Tweed International Foundation for Orthodontic Research and Education)でThe Tweed Study Courseを受講、The Tweed/Merrifield force systemと呼ばれる「スタンダードエッジワイズ法」の基礎を学びました。


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